双極性障害Ⅱ型【うつ病と時に見分けにくい、精神科医が10分で説明】双極性障害|躁うつ病|うつ状態

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0:05(1)はじめに
0:30(2)双極性障害Ⅱ型の例
1:09(3)双極性障害とは?
3:05(4)双極性障害Ⅱ型とは?
4:31(5)双極性障害Ⅱ型はなぜ見つかりにくいか?
7:17(6)双極性障害Ⅱ型の治療
9:29(7)まとめ

躁状態とうつ状態を繰り返す「双極性障害(躁うつ病)」。このなかで、躁が目立ちにくい「双極性障害Ⅱ型」があり、一見トラブルは少ない反面、うつ病と見分けにくく診断が遅れ、不調が長引く場合があります。
「双極性障害Ⅱ型」につき、精神科医が要点を約10分の動画にまとめています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

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↓↓内容の詳細は下記になります。

(1)はじめに
心療内科・精神科の病気である「双極性障害Ⅱ型」について説明します。「双極性障害(躁うつ病)」というと、目立ちやすい症状がイメージされますが、一見症状が目立ちにくく、うつ病にも見えるようなタイプもあります。

(2)双極性障害Ⅱ型の例
Aさんは10代後半から気分の落ち込みが続いていました。就職後も落ち込みが続くため、心療内科を受診し、うつ病の診断を受けました。抗うつ薬で治療するも改善せず、ある時薬を替えたところ気分が上がり、「双極性障害Ⅱ型」と診断されました。薬を変えてから落ち込みは改善し、安定してきました。

(3)双極性障害とは?
「双極性障害(躁うつ病)」は、「うつ」とその逆の「躁」を繰り返す精神疾患です。うつ病とは違うメカニズムでの脳の不調が言われ、「気分安定薬」を主に使って治療します。「躁状態」では何でもできると感じるような高揚感が、「うつ状態」ではうつ病と同様の強い落ち込みが見られます。

(4)双極性障害Ⅱ型とは?
「双極性障害Ⅱ型」は、軽い躁「軽躁」と「うつ」を繰り返すタイプの双極性障害です。トラブルや短期的な影響は目立ちにくいですが、治療が遅れて不調(うつなど)が慢性化しやすいという特徴があります。軽躁状態は外から目立ちにくく、うつ症状の時期が明らかに長いことが少なくありません。

(5)双極性障害Ⅱ型はなぜ見つかりにくいか?
双極性障害Ⅱ型は、うつ病と似ていて見分けにくいのが特徴です。うつ症状が続き、気分の波があまり目立たないため、一見うつ病と同様に見えます。初診時はしばしば「うつ病」と診断され、うつ病の治療をしても効果が出ないことがあります。過去や経過中の軽躁の存在、抗うつ薬での躁転、うつ病治療の効果不十分などがⅡ型を疑うヒントになります。

(6)双極性障害Ⅱ型の治療
双極性障害Ⅱ型の治療は、基本的に双極性障害の治療に準じます。躁を強く抑えるというよりは、長期的な気分安定薬での治療を優先します。効果が乏しい場合は、1型と比べて躁状態のリスクは少ないため、薬を少なめにして安全に治療を続けることを優先する場合もあります。

(7)まとめ
双極性障害Ⅱ型は、軽躁と呼ばれる軽い躁の状態とうつ状態を繰り返す精神疾患です。軽躁は目立ちにくいため、うつ病と見分けにくく、診断が遅れやすい傾向があります。うつ病との判断が難しい場合は、まずうつ病の治療を行いますが、Ⅱ型が想定される場合は双極性障害の治療に切り替えていきます。

こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
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【解説者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

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