フラワーガールリハーサル映像【後編】

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こんにちは石井久美子です。
ドンキホーテより、フラワーガールのリハーサル映像の後編です。

前編の動画でも書きましたがこの日のリハーサルでは
ポアントをゲイナーからブロックに変えています。

私が感じたブロックとゲイナーの違いを少しここで
話しますね。
まずマリインスキー劇場の床、特に舞台の床はとても柔らかくとてもバネの効いている床です。
大袈裟ですがジャンプするときもトランポリンで跳んでいるかのような感覚です。
そしてゲイナーはとても素材が柔らかく、特にソールはしなるように作られています。

私が良く踊るアップテンポでのバンバン系の踊りを踊る時に
このバネの効いている弾力がある床と、しなるゲイナーが一緒になってしまうと
素早いキレのある動作から動作の間に足先から頭まで、ビヨンビヨン、と一緒にカラダまでしなってしまうような(コントロールが効いているので大丈夫ですが)少し不安定な感じがします。
キレのある動きがしたいのにこのビヨンビヨンが動きの邪魔をするのです。

例えば、トランポリンの上で素速く動き回るのって難しいですよね。
そう言ってしまうと大袈裟な表現になってしまいますが、起きていることは同じです。
床とトウシューズ両方に弾力がある場合、床からの反力がトウシューズ、体に伝わるのに時間がかかるのです。
ですからツアーに行ったりして硬い床のステージで踊る分にはゲイナーでも問題ないです。

マリインスキーの床+ゲイナ = 弾力のある床+しなるトウシューズ
のままだと必要以上の足先や脚、背中に負担がかかってしまうと感じています。

ブロックだとゲイナーより遥かに、
特にジャンプ着地や、ポアントからプリエに降りる時の床反力を上手く処理することが出来ます。

ですから速いテンポの中でバンバン系の踊りをする私がわかったことは
床がバネる分、出来るだけ硬いトウシューズで踊る必要があると思います。
Rクラスやグリシコはゲイナーを履くまで履いていたので、今回はブロックを選んでみました。

あとこれは動画内でも言っていることですが、
ゲイナーはソールが平で安定しますがそれとは真逆で、
ブロックの場合、ソールが丸み帯びているのでアテールの状態の時や、ポアントから降りる瞬間、ジャンプの着地、踏切が不安定でグラつくのが難点です。
ソールに関しては、平らになるように削ってみようと思います。
私なりに工夫してみます。
ブロックにも難点はありますが加工次第でどうにかなる気がしています。
そしてトウシューズ自体はとても軽く(ゲイナーより軽く感じ)てとても踊りやすいと感じました。


と、こんな感じです。

これからも出来るだけ怪我をしない、脚に良いポアント作りに励もうと思います。


石井久美子

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