「厩火事」十代目 柳家 小三治【落語】

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「厩火事」
髪結いで亭主を食べさせているお崎が仲人の家に来る。今度こそ愛想が尽きたので別れたいというのだ、仲人も女房だけ働かせ遊んでいる亭主とは別れてしまった方がいいと言い出す。すると、お崎は何が不満なのか亭主の肩を持ち始め、のろけまで言い出す始末・・・呆れた仲人が、亭主のほんとうの料簡を知るための二つの話をお崎にする

十代目 柳家 小三治
「まくらの小三治」と呼ばれるほど、まくらに力を入れており小三治のまくらを聴きに寄席に足を運ぶ常連もいたという。中堅どころの名跡であった「柳家小三治」を真打昇進から2021年に没するまで名乗り通した。この間落語協会理事や同協会会長を歴任し重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定され東京落語界の大看板になった。小三治は「名前を大きくした」と言われ四代目桂米丸や五代目三遊亭圓楽に並び本来留め名ではなかった中堅名跡を名乗り通し大看板となった落語家のひとりである

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