【歌ってみた】バスルームから愛をこめて/山下久美子

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バスルームから愛をこめて/山下久美子を歌ってみました!
この曲は1980年リリース、山下久美子のデビューシングルです。
作詞は康珍化(カンチンファ)高橋真梨子の「桃色吐息」や中森明菜の「ミアモーレ」もカンチンファさんの作詞ですね。
そして作曲は、亀井登志夫。松田聖子、渡辺美里、夏川りみにも楽曲提供をしている作曲家です。
そして、この曲のプレイヤーがすごいんです。
ギターが鈴木茂(はっぴいえんど)キーボードが松任谷正隆 パーカッションは音楽プロデューサーで夏木マリさんのご主人でもある斉藤ノブ。
この時代のミュージシャンは今大御所になってらっしゃいますね!
ちなみに、2000年にセルフカバーされた時には、コーラスに桑田佳祐が参加したそうです。
豪華!
では、歌詞を見て行きましょう。

お湯にもぐってあたし泣いたの から始まる歌詞。
「あんな浮気な男なんてさ あたしの方から別れてやるわよ」と強気ですが
お湯にもぐって泣くのは、涙が流れるのが嫌だったからなんじゃないかなって勝手に思うんです。

なにさあんちくしょ おまえと俺と二人でひとつなんて言ってたくせに
この「あんちくしょ」が「あん畜生」じゃないあたり、なんかちょっとかわいらしくて
まだ憎み切れていない感じがしませんか?
そして、おまえと俺とふたりでひとつなんていう男がろくなやつじゃないってこと
この女の子はまだ知らなかったんですねー。
「男なんて」という言い方は、はすっぱで投げやりに見えるけど、「しゃぼんだま」というのは、はかなくもろく、そしてかわいいものです。
きつく抱いたら壊れて消えるのは、好きになりすぎたのでしょうか。
そして、「だけどほんとに好きだったの」と最後には素直になります。
いつか女に磨きをかけて人魚みたにきれいになるわというのは、しゃぼんだまを泡に例えてリトルマーメイドの様に人魚を連想させたのでしょうか。
「見間違うような私を見てさ 後悔したって知らないからね」なんて、歯がゆい気持ちでいるけれど、まだあきらめきれていない彼女のいじらしさが胸をきゅんとさせますね。


昭和カラオケ様より音源おかりしました。
ありがとうございました。
   • (カラオケ) バスルームから愛をこめて / 山下久美子  

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