地域医療を支えて半世紀 内田病院の内田好司元理事長「患者さんのために」 群馬・沼田市(22/09/19)

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80才を過ぎてもなお現役で地域医療を支える群馬県沼田市の医師を取材しました。

沼田市久屋原町にある「内田病院」地域の中核病院です。内田病院の元理事長・内田好司さん御年85才、今も現役の医師として活躍しています。内田さんは昭和39年に群馬大学医学部を卒業。利根中央病院での勤務を経て昭和63年に内田病院と認知症専門棟を持つ老人保健施設をあわせて開設しました。

「病院を大きくしたいというより、高齢化社会を見据えて」(内田さん)

認知症の高齢者を地域で支えてきたことが認められ2年前には地域に貢献する医師に贈られる「赤ひげ大賞」を受賞。県内では初めての受賞です

「特に選ばれたときにはうれしいというよりは、これから『赤ひげ』の医者として恥じない生き方をしなければという思いがあった」(内田さん)

受賞を励みに今も現場に立ち続ける内田さん。週に1度外来診療にあたっています。医師になった当初から患者と向き合ううえで大切にしていることがあるといいます。

「昔の医者は「診てやる」という雰囲気があったかもしれない。でも今はそういう時代じゃないというか。職業的にはサービス業というと極端だが患者さんに対する優しさ親切さ思いやりとかそういった事が医療としては大切なことだ」(内田さん)

患者からは「大先生」と呼ばれ慕われています。

「先生の印象は?」
「病院に来るのが楽しくなるような雰囲気の先生。とても立派な先生なのにそれを感じさせない。(病院に来るのが)とても楽しみ」(患者の女性)

看護部長の小池京子さんです。18才から25年以上内田病院に勤務しています。長くこの仕事を続けることが出来たのは内田さんの人柄が大きいといいます。

「廊下で会うたびに「今日もお疲れさま」と肩をポンポンとしてくれてそれが私たちにとっても嬉しくて。患者さんだけでなく私たちスタッフも先生のファンなので元気で長生きしてもらいたい」(小池さん)

地域医療を支え続けて半世紀。「生涯現役」が内田さんの今の思いです

「まもなく86才になり医者としては十分仕事をしてきたと思うんですね。でも極端に言えば最後の日まで今のような思いをもって、医者として患者さんのために仕事をし続けたいなと思っています」(内田さん)

待っている人がいる限り内田さんはこれからも優しさと思いやりを胸に医師として歩み続けます。

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