【広島県安芸高田市】議会との確執は? 石丸市政の2年

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石丸伸二氏が、広島県安芸高田市の市長選で初当選を果たして、9日で2年になります。
その後に起きた、議会と市長の確執は収まる気配は見えません。
石丸市政の2年を振り返ります。

■石丸伸二市長
「早い遅いでいうと、どっちでもない気がしますね、
 ただただ、いろんなことがあったな、 密度が高かったというそんな印象です」

石丸伸二安芸高田市長。就任から2年が経ち1期目の任期折り返しを迎えました。

地元出身の石丸氏はメガバンクを退職後、前の市長の辞職に伴う選挙で初当選。
公約に掲げたのは、政治の再建や持続可能な町づくりです。

■石丸伸二市長
「私はここ安芸高田市がこの先も『世界で一番住みたいと思えるまち』それを目指して
 取り組んでいきます」

その1か月半後。石丸氏は、「議場で居眠りする議員がいた」との内容をSNSで発信。
その後、石丸氏がある議員から「恫喝された」と指摘したのを発端に、
議会との確執が深まります。
一方、議会は石丸市長が提案した2人目の副市長の起用を2度に渡り否決。
今年3月には、厳しい財政状況のなか新型コロナなどへの対応が急務として、
副市長の定数を1人に減らす条例案を可決。
市長と議会の間の溝は深まるばかりです。

市議会の議長は…。

■安芸高田市議会 宍戸 邦夫議長
「現在振り返ってみても議会が混乱したという記憶は私にはないですけどね。
 甘いという市民もおられるでしょう。
 しかし実際に議会運営が停滞したということは私はないと思っている」

一方、石丸氏の市長就任が、政界に入るきっかけとなった市議は。

■安芸高田市議会 田邊介三議員
「もちろん我々が伝えきれていない反省すべき点はあるが、
 もっと市民に伝わるようにしていただけたらもっと理解が得られるんじゃないかなと」

安芸高田市民に聞きました。

■市民・男性
「議会とねもう少し話し合いながら進めていってもらいたい。
 どっちが良いとか悪いとかではなくて、一番迷惑しているのは市民ですから」
■市民・女性
「大きく変わったという感じはイメージないですね。
 もうちょっとたってみないとわからないかなというとこが正直なとこです」
「子育てしやすい町というのを期待したいです」

2004年、6つの町が合併して出来た安芸高田市。
65歳以上の高齢者は、全体の4割を超え、人口は合併以降およそ7000人減少。
その影響もあり、国から支給される普通交付税は、当初81億円余りだったものが、
2020年度には、およそ75億円に減っています。

石丸市長が、在任の2年間でもっとも印象的だったとするのが、
今年度の当初予算案。編成作業は5か月に及びました。

■石丸伸二市長(今月3日)
「今回は、本当に一から見直しました」

今年度の当初予算は、一般会計で総額198億円余り。昨年度より6億円程増えています。
主な要因は、災害復旧費用などの増加。
今回は、石丸市長自らが全ての予算項目を確認し、数千万円を削減しました。
そこにはある狙いがありました。

■石丸伸二市長
「給食の無料化ですね、中学校、小学校の給食費をタダにする、
 家庭の負担をなくすというのをやろうとすると大体、
 年間1億円弱くらい必要になってくるんですね」

しかし、電気代の値上げが財政を直撃。今年度、削減したコストなどで賄います。
この為、「給食無料化」の来年度実施は困難となり、
石丸市長は、任期内での決定を目指します。
更に、議会の承認も必要で、財源確保には一定の見通しが欠かせません。

そして、二期目への思いは。

■石丸伸二市長(外でのインタ)
「いろいろ考えます。一期で終わる、二期目も挑戦する
 両方考えますが、まだどっちとも決めてないです」

残す任期は2年間。
市長と議会が共に市民の信頼を得ながら、山積する課題にどう取り組むのか。
有権者が、その行方を見守っています。
《2022年8月9日(火)広島テレビ「テレビ派」で放送》

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