【長崎】事業認定から10年も…宇久島メガソーラー (NIB 2023.10.5)

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佐世保市の宇久島に建設が計画されている国内最大規模のメガソーラー。事業の認定から10年、現在も稼働には至っていません。事業者は2025年度中の運転開始を目指していますが、住民らの反対もあり、道のりは不透明です。

佐世保市の北西、およそ60キロに浮かぶ「宇久島」。

五島列島の最北端に位置する自然豊かな島です。

過疎化が課題となっている島の活性化を目指そうと、建設が計画されているのが国内最大規模の太陽光発電所=メガソーラーです。

計画が事業認定されたのは、2013年。

(宇久島メガソーラーパーク サービス赤木順二社長〈当時〉)
「最大の目標は島の再生。いろんな波及効果が出てくればそれが大きなものにつながっていくだろう」

現在、京セラや九電工などで構成する「宇久島みらいエネルギー合同会社」が事業を進めています。

事業用地は、東京ドームおよそ150個分、島の4分の1近くを占める720ヘクタールで、パネル150万枚を設置。

発電量は、480メガワットで、すべて売電する計画で、一般家庭のおよそ17万3000世帯分の年間使用量に相当します。

今年中の運転開始を見込んでいましたが…。

いまだ稼働には至らず、資材置き場の整備や、変電所の工事などが進められています。

事業者は、遅れている要因を「新型コロナウイルスの影響で、およそ2年間にわたり作業員が入ることができなかった」と説明しています。

一方、住民の間では反対の声も…。

(宇久島の生活を守る会 佐々木 浄榮会長)
「この規模のものが前代未聞で出来ていない日本国内で。それをこんな小さな島でやるというから、影響が計り知れないと思っているし、島民なので逃げられない、その中で住んでいくしかない」

島民でつくる「宇久島の生活を守る会」は、佐世保市を相手取り行政訴訟を起こそうと9月26日、長崎地裁に訴状を提出しました。

訴状では、事業者側が、市道や水路などを無許可で占有、改造しているなどと主張。市に対し、事業者に違法行為の確認や、原状復帰を請求することなどを求めています。

また、売電するためには、本土と島を結ぶ海底ケーブルを設置する必要がありますが、県北の複数の漁協が「漁場環境の悪化」を理由に反対し、交渉が続いています。

事業者は、「人口減少や農林水産業の不振など課題がある中、事業の推進で宇久島の振興に寄与したい」として、2025年度中の稼働を目指していますが、計画は不透明な状況が続いています。

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