交響詩 鯨と海(阿部 勇一)

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【グラールウインドオーケストラ第42回定期演奏会のお知らせ】
2023年6月3日(土)12:50開場/13:30開演
ミューザ川崎シンフォニーホール

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https://teket.jp/2628/19586



グラール ウインド オーケストラ 委嘱作品
演奏:グラール ウインド オーケストラ
指揮:佐川聖二

交響詩 鯨と海
作曲:阿部勇一/Yuichi Abe

2022年6月19日
ミューザ川崎 シンフォニーホール
第41回定期演奏会での初演時ライヴ音源です。

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 この曲はグラールウインドオーケストラの委嘱により作曲、令和4年6月に川崎市で行われた第41回定期演奏会にて初演されました。
 交響詩「鯨と海」はその名のとおり、母なる海とそこに暮らす地球上最大の生物「鯨」をテーマにした曲です。今、世界にはおよそ80種の鯨が生息するといわれています。中には極海から赤道近くの暖かい海まで毎年数千キロを回遊する種類がいるということで、今回はその鯨と一緒に旅をするように想像を膨らませてみました。
 冒頭、場面は北極海。所々に氷の浮かぶ濃い藍色の水面に、鯨の背ビレや尾ビレがわずかに現れては消え、海中に何か生き物がいることを暗示します。一瞬の静寂ののち、突如想像をはるかに超えた黒い山のような巨体がスローモーションで目の前に現れる…そんなシーンを描写しています。フルートのソロで始まるのは、鯨と人間の古い歴史の物語です。北の国の伝説をイメージした古風なメロディがソプラノサクソフォンのソロへと受け継がれ、木管、金管へと繰り返しながら展開していきます。
 中間部は、長い旅の果てにようやくたどり着いた南の暖かい海。鯨はここで子供の誕生を迎えます。上昇し続ける木管楽器のユニゾンが、頂点に達するとともに、金管楽器が加わり全員でゆっくり下降していきます。太陽の光を受けてキラキラ輝く荘厳な海の景色を背景に、新しい生命の誕生を祝う賛歌を朗々と歌い上げるイメージです。この部分は発展して後半もう一度登場します。
 エンディングでは、旅を回想するかのように、これまで使ったモチーフが断片的に散りばめられています。青い海、輝く太陽、躍動する生き物たち、生きとし生けるものすべてが尊く美しいこの世界への、湧き上がる感動と喜びを表現しています。心躍るリズムにのせて力強く華々しい「命の歌」で曲は締めくくられます。(阿部勇一)

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