【神回】顔だけで「レジキャラ当てゲーム」したら笑い止まらん

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りょつ

サイレントチキン
後編

【前回までのあらすじ】
俺は呂津。高校一年生。
静かに高校生活を送るつもりだったが
なにかと絡んでくる橘という女のせいで
俺のプランは滅茶苦茶。
痺れを切らし、もう俺に関わらないように怒鳴りつけた。その後も極力避けて行動していたが、昼休みにいつものニワトリ小屋に向かう途中、ガラの悪そうな男子生徒3人に囲まれている橘を発見した。
無視して別のルートを辿ろうとした。
だが、もしかしたらとんでもない事件が起きているかもしれない…?
全く、俺の人生はなんだってこんなトラブル続きなんだ…



やはり、橘を含む集団は明らかに様子がおかしかった。
男子生徒、というかもはやヤンキー。
そいつらは橘に向かって大きな声を出し、橘はそれに弱った声で反論しながらも怯えている。
「おい!どういうことなんだよ!」
と、ヤンキーの声
「で、でも…」と細い声の橘
話の内容は全くわからない
いじめか…?一体なんなんだ…

「ダメだ。これ以上厄介ごとには巻き込まれたくない。」
俺はそう思った。仮にいじめだったとして、助けに行くような真似をして俺にいじめの矛先が向くのはごめんだ。

橘には悪いが、俺には何もできない。

この場を去ろう


「おい!お前ら何してんだよ!」

「り、呂津!?」

何故かは、わからない。
自然と体が動き、橘を囲むヤンキーに大声を出してる俺がそこにはいた。

「誰だよお前!」
ヤンキーがすかさず怒鳴り返してくる。

「どーでもいいだろ!何かは知らんが女相手に3人なんて卑怯だろが!」
俺は目の前が真っ白だった。
なんだ?俺はなにをやってるんだ?

「お前には関係ねーだろ!」
ヤンキーがいきなり俺の腕に掴みかかってきた。
恐怖で泣きそうだった。この場に関わったことを後悔した。

だがもう後には引けない。
どーせ殴られるんなら立ち向かってやろうと思い、俺は
「うおおおおおぉ!」
ヤンキーの腕を振りほどき、上に飛び乗ろうとした。もうどうなってもいい。

すると奥の方から大声が聞こえてきた。先生だ。
「おい!お前らなにやってる!!!」

「やべえ!」
ヤンキー達は橘と俺を置いて慌てて逃げ出した。

「あの…大丈夫か橘…」
「う、うん…ありがと…」

なんか気まずい

残った俺と橘は先生に事情を説明した。
結果はお咎めなし。そりゃそうだ。
こっちは急に掴み掛かられたんだからな。

先生は大きな問題ではないと判断し
すぐに職員室に戻っていった。
そして橘に何故こうなったのか聞いた。
どうやらあのヤンキー達をまとめている先輩から告白されたが、振ったとのこと。
逆恨みで子分どもが橘を詰めていたらしい。

「なんだそりゃ、漫画の世界か」
暴れたせいで少し制服に砂が付いている俺は呆れてこう言った。

「うん、ごめん…」

謝られてもなぁ…

「でかい声出して助け呼べばよかったじゃないか。」
「そんなことする勇気ないよ。」

「でもね…」橘が続けてこう言った。

「呂津が助けに来てくれると思ってたんだ。」

「あの時みたいに」

「え?あの時って…?」

最終章へ続く

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