不祥事でプロ野球を断念 地元で第二の野球人生歩む

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不祥事でプロ野球球団をやめ 故郷北海道で再出発 元プロ野球選手の第二の野球人生
帯広の社会人野球チーム「帯広倶楽部」。
この日、先発のマウンドに上がったのは古谷優人選手25歳です。
高校時代は最速154キロの速球を武器に、北北海道大会でチームを初のベスト4に導きました。

古谷優人選手「野球をすることたくさんの人たちに夢や希望を与えられる職業だと思う。こいつが投げれば絶対勝てる、そういう存在になりたい」

その年のドラフト会議では福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受けてプロの世界へ。
4年目にプロ初登板。
翌年にはプロ初勝利をあげ次のシーズンはさらなる活躍が期待されていました。

古谷優人選手「毎年毎年期待されながらもなかなか結果が出ずというところで自分の中ではすごく苦しんでいた時につかめた1勝だったのですごくうれしかった」

しかし、その年のオフシーズン。
ロッカー内で私物がなくなったと選手から球団に申し出があり、警察が捜査したところ古谷選手の関与が発覚。

初勝利からわずか2か月後、自由契約となり突如、プロ野球選手としての人生に幕を閉じました。

古谷優人選手「申し訳ないというのが1番思ったところですね。辞めてすぐのときは人前に出るのが怖かったのでほとんど家にいましたし仕事もなかなか見つからなかった」

これまで支えてくれたファンへの申し訳なさから「もう野球をしてはいけない」とボールに触ることもできなくなったと言います。

あれから3年、地元・幕別町に戻ってきた古谷選手。

現在は帯広市内の建設会社に勤めながら、周りの人の後押しもあり社会人チームの「帯広倶楽部」でプレーしています。

午後5時すぎ。
仕事を終えた古谷選手、その足で練習へと向かいます。

Q仕事終わってから練習というのは?
古谷優人選手「きついですね。眠たいです。元々やっていた練習のレベルが高くて体も動けていたのでそれに比べると(体力は)本当に落ちたなと思いますね」

この日は芽室町の施設を借りて練習します。
仕事終わりのチームメートが集まってきました。
「取材だからって髪決めてきちゃって~」「いつもこれだし!」

帯広倶楽部ではチームの全体練習は週に2回。
練習時間は長くても4時間程度です。

古谷優人選手「閉じて閉じる感じ。そのイメージなかったら全部逃げちゃうから。先にグローブを閉じて閉じたところに右肩を閉じに行くみたいな」

帯広倶楽部のキャプテン=武藤慶吾選手。

古谷選手とは高校時代に対戦したこともあり「もう一度野球をやりたい」という古谷選手を受け入れたのが武藤選手でした。

武藤慶吾選手「声をかけてもらってすごく嬉しかった。古谷自身が練習に毎回来るのでそれにつられて多くの選手が練習に参加するようになったりとか、野球の技術に関するコミュニケーションが増えてチーム全体の士気も上がった」

古谷優人選手「楽しいですよ。こういった楽しみがあるから日々の生活を頑張れるというのはある。僕の持っている知識を教えてみんながよくなればいいと思っている」

「おはようございます。いつも通り、頑張ります」
先週土曜日に行われた社会人野球のクラブチーム日本一を決める大会の北海道予選。

相手は去年優勝した強豪チームです。

公式戦初となる先発のマウンドに上がった古谷選手。
まずは先頭打者を最速147キロのストレートで空振り三振に打ち取ります。
その後、味方のミスで2アウト3塁のピンチを背負うも…キレのあるスライダーで三振。
このピンチを切り抜けます。

2回に連打を浴びて得点を許すも、その後はバックにも助けられながら無失点のピッチング。
この日の古谷選手は2本のヒットを放ちバッティングでも躍動します。
しかし、反撃及ばず5-0で敗戦。
試合には敗れましたが、第二の野球人生はまだ始まったばかり。

古谷優人選手「改めて野球の難しさだったり面白さを感じられた。チームは負けてしまいましたけどやっぱり野球って面白いなと思いました。勝つにこしたことはないですけど、楽しんでやるのが1番だと思うのでそうした気持ちを忘れず楽しくやっていけたらと思います」

一度は踏み外した野球人としての道。

支えてくれた人たちのために、過去の過ちと向き合った剛腕が一球に魂を込めます。




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