高田みづえ チャイナ・ライツ(CHINA LIGHTS)

Описание к видео 高田みづえ チャイナ・ライツ(CHINA LIGHTS)

約40年ほど前、「若なんとかショック」と呼ばれる、歴史教科書にも載るような一大事件が起こり、一部大衆の間で所持していた貴重な財産を全て捨ててしまうという日本経済にも重大な影響を及ぼす大恐慌が起こりました。その当時アホな若輩者であった自分もご多聞に漏れず、その流れに飲み込まれて所持していた貴重なお宝をほとんどすべて捨ててしまうという軽挙妄動に出てしまいました(;´Д`)
そんな中わずかに手元に残ったいくつかのお宝の中にあったのが、この「チャイナ・ライツ」という楽曲をレコードから録音した古いカセットテープでした。雑誌の切り抜き(水着系(^^;)は何枚かありましたが、楽曲として手元に残っていたのはほぼこの「チャイナ・ライツ」だけでした(後年になって探したら他にもいくつかあったんですけどね(^_^;))。そんなわけで通勤の車の中で繰り返し聴いていた高田みづえナンバーは、長い間まさにこの「チャイナ・ライツ」だけだったわけです。
「チャイナ・ライツ」は、高田みづえのラストシングルですが、アップテンポの曲調にも歌詞にも、特にサヨナラ要素は見られません。だからこそ、長い「みづえロス」の時代でもそれほど抵抗なく毎日聴けたわけですが、逆に言えば、記念すべき「高田みづえのラストシングル」がなぜこの曲なのかなと長い間疑問に思ってはいました。しかしYouTubeと出逢い、たくさんのみづえファンの皆様とお話が出来るようになってから、まさにこの「チャイナ・ライツ」こそ、シンガー高田みづえの集大成に相応しい楽曲であると思うようになりましたね。
えりのすけ様は、この曲は高田みづえの「原点」だとおっしゃっています。「ただようの海風ェーーー」「胸に万華鏡ォーーー」と、パワフルで美しい歌声で声を張り上げる歌唱は、まさにデビュー当時の歌声を思い起こさせる、彼女の「原点」と言うべきボーカルですよね。同時にこの歌は、洗練されたシティポップスである点や歌詞の独特な言葉遣いなどから、桑田路線を継承しているとも言えると思います。つまり「チャイナ・ライツ」は、「硝子坂」と「私はピアノ」という高田みづえの2大ヒット曲を融合させた、まさに「高田みづえ」の集大成と言える楽曲、高田みづえの「原点にして到達点」と言える「神曲」であることがわかります。
高田みづえのラストシングルは「チャイナ・ライツ」と「カーテン・コール」のカップリングです。「カーテン・コール」の方は、言い方は悪いですが「あざとい」「お涙頂戴曲」(などと言いながら毎回相手の術中にはまって涙の大安売りです(;´Д`))なので、単純に好き度を比較すると、個人的には「チャイナ・ライツ」の方が「カーテン・コール」よりはるかに好きですね。この高田みづえナンバーの中でも最も「チャラチャラ」したアイドルポップスである「チャイナ・ライツ」が高田みづえのラストシングルだということには、やはり大きな意味があると思います。すなわち高田みづえさんは「アイドル」の枠を超えた稀有な実力派シンガーとして認識されていますが、それと同時にやはり彼女は、デビュー以来一貫して紛れもなく「アイドル」であったと言えるのではないでしょうか(;^ω^)

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