【「やらされ感」のある人】 (本田直之)

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1.わたしが若い人たちとの人間関係で大切にしているのは、気づきになる投げかけを続けることです。 50代になるとある程度の人生経験を積んでいるので、「それはそうじゃないよ」「こうしたほうがいい」と間違いを指摘し、正解に近い答えを与えたくなります。 しかし、こちら の思う価値観を押し付けることで、相手をより良いと思う方向へ導くことができるというのは傲慢な思い込みです。 極端な話をすれば、ブラック企業と批判されるような環境の職場でも、本人が「ここで 1年踏ん張れば、一人前になれる」と覚悟を決めて働いているのであれば、周囲がどうこう言える問題ではなくなります。 
2.逆に福利厚生が整い、法令を遵守する職場でも「やらされ感」いっぱいで働いていれば、 自分の仕事にやりがいを感じることはないでしょう。 やらされ仕事ばかりをこなして、毎日を終える。 そんなつまらない人生はないと思います。 わたしが受け持っている大学の授業で学生に伝えているのは、物事を「誰かにやらされている」と思ってやるのか、「自らの意思」でやるのかで大きな差が出る、というシンプルなメッセージです。 
3.楽しく生きていきたいなら、自分の意思で考えて行動したほうがいい。 そんなふうに話すことが自分への投げかけにもなり、いったん立ち止まって「自分の意思で行動できているか?」と考える時間にもなります。 人は人を変えることはできません。 しかし、自分が自分を変えることはできます。 本人が強い意志を持てば、何歳からでも人は変わっていきます。 そして、そのきっかけを周囲の人が与えてくれることはあります。 
4.とはいえ、50代になると誰かが強く働きかけてくれる機会はどんどん減っていきます。 アドバイスをしてくれる人も、本気で叱ってくれる人もいなくなります。 そういう意味でも、若い人とのつながりを大切にするといいのです。 そこでの振る舞いはそのままブーメランとなって、あなたの人生に跳ね返ってきます。 《それは「自分の意思」でやっていることか?》 
◆ 「やらされ感」がある人は、自分事として捉えることができない。 すべてを、傍観者や評論家のように、他人事としてながめる。 なげやりな態度で、自らは動かず、誰かがやってくれるだろうと待っている。 その対極にあるのが、「当事者意識」や「オーナーシップ意識」のある人だ。 オーナーシップ意識とは、与えられた仕事やミッションに対して、自分事として、主体的に取り組む姿勢のこと。 
◆それは、起業家精神のことでもある。 起業家精神は、会社を興す興さないにかかわらず、会社員であっても、すべての人が持っていなければいけない考え方だ。 
◆マイクロファイナンスのパイオニアであり、ノーベル賞受賞者のムハマド・ユヌス氏は「起業家」についてこう語る。 ●人はみな起業家である。 洞窟(どうくつ)生活をしていた時代には、自分で食べ物を見つけて飢えをしのいでいたのだから、言うなら全員が自営業だったわけだ。 人類の歴史はそこから始まった。 文明が発展するにつれて、このような暮らしは失われていった。 私たちは「労働者」になった。 この呼称をあてがわれたからだ。 そして、自分たちが起業家であることを忘れてしまった。(スタートアップ的人生戦略 /NewsPicksパブリッシング)より 
◆「やらされ感」のある人ではなく・・・ 起業家精神を持てる人でありたい。

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