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道なき道をすすむ自衛隊。能登半島地震の被災地まで、徒歩で向かいます。地震発生から1ヶ月あまり。自衛隊の活動も、いまだに終わりが見えません。

「自衛隊が天使のように見えるよ」

被災地と向き合い続ける、自衛隊の姿を追いました。
「まだ続いている行方不明者の捜索」

今月上旬、石川県珠洲市清水町(まち)。寒波が到来し、マイナス3度まで冷え込む日もあるなか、自衛隊が活動をつづけていました。

人口59人という小さな集落で、行方不明者が出ていたのです。

横山1等陸尉 「現在、家が一軒倒壊している。そこに住む2名の捜索をしている。」

地震で大きな土砂崩れが発生。近くの家が飲み込まれ、住人の捜索が続いていました。石川県内の行方不明者は11人。発生から1ヶ月以上が過ぎても、土砂が発見を阻んでいます。自衛隊は、12の都道府県から被災地に部隊を派遣。石川県内のおよそ100か所で、食事を提供するなどの生活支援を行っています。

【水をくむ自衛隊車両】

その活動は、日が暮れてからも。車の中では、作戦会議です。

【車内にて隊員の会話】
「溜まって入れて…」「2時間?」「2時間ですね。」

清水町からおよそ1時間。
町の水道や浄水場が止まっているため遠くのため池まで水を汲みに来たのです。ろ過装置に通したうえで、タンクに貯めていきます。

翌朝。避難所として使われている小学校のグラウンドに、隊員たちが集まっていました。
到着したのは、ろ過した水を積んだ給水車。ある生活支援のために、使われるそうです。

一度に運べる量は、水5000リットル。ホースをつないで、避難所に置いた臨時のタンクへと移し替えていきます。

さらに到着したのが、重そうなドラム缶。
「それなんぼ?」「灯油8です。」

中身は200リットルの灯油。重さは、実におよそ100キロにもなります。

「こちらの中に水を貯水して、貯水した水はボイラーで温める」

こちらは移動式のボイラー。先ほどの燃料はボイラーを作動させるためのものでした。
行われていたのは、自衛隊による入浴支援。夕方から利用できるよう、浴槽やシャワーのセッティングと清掃を行い、ほかの隊員は脱衣所の準備を手際よくすませます。

【もみじの湯に密着】
お風呂の準備を終えて、隊員たちは一休み。

「これは何?」
「#戦闘糧食 中に発熱剤がはいっていて、水を入れるだけで糧食をあっためて食べられる」 

彼らの食事は戦闘糧食と呼ばれる通称:パックメシです。袋の中に水を直接いれるだけで、発熱材が反応し、温かいご飯が出来上がります。

「熱いのがいいんだよ。うまい」
「大好きなんだよこのメニュー」
「体の底からあったまる。」 

この部隊は広島の駐屯地から派遣されて1ヶ月。任務中の食事は一番の楽しみです。夕方5時、お風呂のオープンです。汲んできた水も、いい湯加減に。

さっそく利用者がやってきました。待合室も満員です。

【被災者】
「1月1日に小学校に避難してずっとここにいる。最初一週間は入られなかったから感謝している。」
「当たり前だったことが当たり前ではなくなると不便。」
「天使のように見える。」
「頭があがらない」
「お待たせしました」 

この日もみぞれが降る厳しい寒さ。癒しを求めて、利用者の列は途絶えることがありません。その間、隊員は休むことなく利用者を案内していきます。

「ありがとう」
「いいね~」 

午後10時。この日の支援は終了です。
「ボイラーの調節。」
「水温が低いから、ボイラーの調節が難しい。」
「きょうは?」
「低すぎる。水温を上げるのが大変」 

能登半島の寒さが、隊員たちの体力を削っていきます。
「みなさんお風呂は?」
「被災者のための風呂なので、もしかしてにおいます?」
「水も限られているので」  

被災者のための、自衛隊のお風呂。利用した人たちの声も寄せられていました。
「意見交換のつもりが交換日記に」 

その1ページには、隊員たちからのメッセージも。

Q:3週間現場にいて感じることはありますか?

「現場にいて感じることは、いろいろある。瓦礫で埋め尽くされる住宅街、心痛めることもある。入浴支援のときにありがとうございます。気持ちよかったと言ってもらえると
力になれたと思う。」 

被災地と向き合い続ける、自衛隊。体と心を癒す活動はいまも続いています。

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