Day0387_小林秀雄のエッセイ、村上龍『歌うクジラ』を読む。保護犬カフェ2回目。30cmキューブ水槽の水換え【2024年8月3日】

30cmキューブ水槽の水換えを実施。2日おきの40%換水。亜硝酸塩は有毒だが目に見えないから怖い。水質が急に変化すると魚としては知らない場所に来てしまった感覚となり、飛び出しやすいらしい。確かに水換え後はヒドジョウが上下に泳ぐ運動をよくしていた。元の水質のエリアを探す行動なのか。ゴールデンアカヒレとヒドジョウを飼い始めてから2週間ほどになるが今のところ元気な様子。
DBDモバイルを少し遊んだが、カメラの感度が変わって少し画面酔いしたのと熱意が湧かなかったからやめてしまった。

▪️今日のトレード(2024/3/6開始)
累計税引後合計損益:マイナス150.8万円　(マイナスなので税引なし) 150.8
土日なので変化なし　円高傾向かつアメリカ株が下げ傾向になったため、持っていたsp500投信の利確を発注しておく。吉と出るか凶と出るか

▪️本
小林秀雄『小林秀雄　全作品23 考えるヒント(上)』
「あはれ」が元々はポジティブな感情も意味したのに次第にネガティブな意味のみに収束していったのは、
「うれしきことおもしろき事などには、感ずること深からず、ただかなしき事、うきこと、恋しき事など、すべて心に思ふにかなはぬすぢには、感ずることこよなく深きわざなるが故に」
宣長の和歌について真淵は没するまで不満の意を示していたらしい。
「世の中の物まなぶともがらを見るに、皆ひきひき所を経ずて、まだきに高きところにのぼらんとする程に、ひきひきところをだにうることあたはず、まして高き所は、うべきやうなければ、みなひがことのみすめり」
「人情と云ものは、はかなく児女のやうなるかたなるもの也(中略) もとのありていの人情と云ものは、至極まつすぐに、はかなく、つたなく、しどけなきもの也」
「ペリクレス伝」は「英雄伝」のなかの傑作である。それは、作者が、ペリクレスを、アテナイの黄金時代を創った人としてではなく、むしろペストの大流行と戦った如く、黄金時代と戦った人として描いているからだ。(中略)作者は質問している。逆境にあって卑下し、必要に迫られて、識者の言葉を聴く国民を扱うのは、幸運に思い上がり、得意になっている民衆の傲慢と威勢に轡を噛ませるより難しいことか、と。

村上龍『歌うクジラ』
未来のディストピアものの小説。エンタメとしての掴みはしっかりしている。

▪️ニュース
波紋広がる女子ボクシング性別騒動　IOCバッハ会長が選手2人を擁護「女性を疑う余地ない」渦巻く誹謗中傷に批判
https://news.yahoo.co.jp/articles/773...
「パリ五輪は2日、女子ボクシング57キロ級1回戦が行われ、リン・ユーチン（台湾）がシトラ・トゥルディベコワ（ウズベキスタン）に5-0の判定勝ちを収めた。前日1日には、ユーチンと同じく過去に性別適格性検査に不合格となったイマネ・ケリフ（アルジェリア）が勝利。2人は東京五輪などにも出場していたが、海外でも波紋が広がり、大きな騒動に。これを受けて国際オリンピック委員会（IOC）のトーマス・バッハ会長が「彼女らを女性として疑う余地はない」と2人を擁護し、誹謗中傷に対しては「到底受け入れられるものではない」と厳しい姿勢を打ち出した」

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