【Travel Scenery】人気のアラブストリート、リトルインディア、チャイナタウンシンガポール行ってみたいスポット

今回はシンガポールの観光スポットになっているアラブストリート、リトルインディア、チャイナタウンをご紹介します。

■アラブストリート
アラブストリートの最寄り駅はMRT東西線とダウンタウン線のブギス駅です。地元では、カンポン・グラム地区と呼ばれるアラブ人街は、ブギス駅の北東部分に広がっています。また、ブギス駅やアラブストリート界隈から北西の方へと歩けば、徒歩圏内にリトルインディアがあります。アラブストリートは、歴史的なエリアで、マレー文化とイスラム文化が色濃く残る地域です。19世紀初頭、アラブ商人たちが移住し、商業と宗教の中心地として発展しました。エリアのシンボルであるサルタン・モスクは、金色のドームが特徴的で、多くの観光客が訪れます。アラブストリート自体は、カラフルなショップハウスが並び、絨毯、香辛料、手作りの工芸品、イスラムファッションなどが販売されています。近年はカフェやレストラン、ブティックが増え、トレンディなエリアとしても知られるようになりました。また、アラブストリート周辺では、ストリートアートやギャラリーが点在し、現代アートとの融合も楽しめます。

■リトルインディア
リトルインディアは、オーチャードロードの北東、シティホールの北側に位置しています。南東にはアラブストリートがあり、徒歩でもアクセスできます。
電車ではMRT北東線リトルインディア駅、またはファラー・パーク駅で下車すると便利。この2つの駅一帯がリトルインディアと呼ばれる地区です。目抜き通りはセラングーン・ロードです。MRTリトルインディア駅からは東へと歩けば、セラングーン・ロードに出ます。セラングーン・ロード沿いでひときわ目を引くのが、極彩色のヒンドゥー教のスリ・ヴィラマ・カリアマン寺院です。特にディーパバリ（ヒンドゥー教の光の祭り）の時期には、街全体がイルミネーションで彩られ、多くの人々が訪れます。リトルインディアは、色彩豊かなインド文化が息づく活気ある地区で、19世紀にインドからの移民が集まり、商業と文化の中心地として発展しました。主要な通りであるセラングーン・ロード沿いには、インドの伝統的な香辛料店、ジュエリーショップ、サリーの専門店が立ち並びます。近年は、伝統とモダンが融合したカフェやレストランも増え、独特の雰囲気が広がるエリアとして人気です。

■チャイナタウン
チャイナタウンは、地下鉄MRT東西線とダウンタウン線 の チャイナタウン駅を降りるとすぐにチャイナタウンの中心部にアクセスできます。
また市内中心部やクラークキー（Clarke Quay）などの近隣エリアからは、徒歩でもアクセス可能なので周辺を散策しながら訪れるのに最適です。
中国文化と歴史が色濃く残る地域で、19世紀に中国からの移民が集まったことから発展しました。エリア内には、赤いランタンが吊るされた通りが多く、旧正月の時期には華やかなデコレーションと賑わいが見られます。佛牙寺やスリ・マリアマン寺院など、仏教やヒンドゥー教の寺院が共存し、宗教的な多様性が感じられます。チャイナタウン・フードストリートでは、海南チキンライスや点心などの地元料理が楽しめ、観光客にも人気です。また、伝統的な中華薬局やお土産店、現代的なカフェやバーも点在し、古き良き中国文化と現代が交差する魅力的なエリアとなっています。最近では、保存地区として歴史的な建物も多く、街並みの美しさが評価されています。

■Background Music 　
七つの海を越えてby 秦暁（ハタ アキラ）
■Instagram
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