【ASD】ASDです。普通にしていても笑われます【精神科医が8.5分で説明】発達障害|陰キャ|第一印象

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発達障害ASDでは、その特性から表情や話し方などに特徴が出てしまい、時に「チー牛」「陰キャ」などと揶揄される例を耳にします。ここは努力ではカバーが難しい「障害」なので身体障害と同様差別は断じて許されませんが実際には差別はすぐには消えません。その中で、できることはしつつ現実を飲み込み、心を折らず今を生きることが大事になります。

ご質問「ASDです。普通にしていても笑われます」について、精神科医が8.5分で回答しています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

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ASDと社会生活:笑われる経験への向き合い方

はじめに
今回のご質問は「ASDです。普通にしていても笑われます」というものです。結論として、「現状まだ差別は残りますが、心は折らずに今できることを」とお答えしたいと思います。

ASDとは
ASD(自閉症スペクトラム障害)は、社会性の障害とこだわりが特徴的な発達障害です。子供の頃、幼少期に発見されることが多いものの、近年では成人してからの発見も増えています。特性自体を治療する薬はなく、特性を改善するための取り組みと二次障害の予防が現実的な対策となります。

ASDの外見や印象における課題
コミュニケーションの特徴
ASDでは以下のような特徴が見られることがあります:
目線が合わないなどの視線の特有さ
表情や声色の乏しさ
他者視点を考慮しにくいファッションや行動の選択
相手の感情や表情の読み取りの困難さ
雑談の難しさ

社会での受け止められ方
「チー牛」ミームの例
ネット上では、表情が乏しく、やや緩み気味の特徴がある若年男性を指す「チー牛」というミームがあります。これは丁寧語でチーズ牛丼を注文する様子を揶揄したものですが、実際には相手に配慮している行動が笑いの対象とされている皮肉な状況があります。

「ドS」ミームとの対比
一方で、「ドS」を自称し、他者への加害的行為を行う例では、外見的要素やカリスマ性から批判が起きにくい現象も見られます。この2つの例は、倫理的な正しさと実際の社会評価の乖離を示唆しています。

ASDにおける克服のしやすさと難しさ
改善可能な面
こだわりの押し付けは、意識と練習で改善できる
ビジネスなど文脈が明確な場面での社会性は、理詰めでカバー可能

改善が難しい面
表情の自然な表出
雑談力
第一印象の改善
特に、非言語的なコミュニケーションは本質的な課題となります。

現代社会における障害への理解
身体障害への理解の進展
身体障害への差別は以前と比べて大きく改善され、差別的な呼称も減少しています。

見えない障害への課題
精神疾患や発達障害などの目に見えない障害への偏見は依然として残っています。特に表情などの特徴は性格と混同されやすく、理解を得にくい状況が続いています。

具体的な対応策
できる取り組み
1. コミュニケーションの改善
評価の高い人物の話し方や振る舞いを参考にする
文脈に応じた適切な反応を事前に練習する

2. 外見面での工夫
シンプルなファストファッションを活用
無理のない範囲で基本的な身だしなみを整える

心構えとして大切なこと
1. 限界と現実の受容
改善の努力をしても残る独特さがあることを認識
差別的な反応の存在を現実として受け止める

2. 自己肯定感の保持
他者の悪意を内面化しない
自分で自分を支える姿勢を保つ

3. 前向きな姿勢の維持
外見や印象以外での貢献可能性を探る
理解者との適度な距離感を保ちながら関係を築く

まとめ
ASDの特性による表情や外見の独特さは、時に周囲からの差別や笑いの対象となることがあります。身体障害への差別は減少傾向にある一方、目に見えない障害への偏見は依然として存在します。

できる範囲での改善の取り組みを続けながら、現実を冷静に受け止め、心を折ることなく、自分にできることに最善を尽くしていくことが重要です。

こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
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【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

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