中山道を歩く　①高崎〜板鼻〜安中宿

WiseRun-281
中山道を歩く
①高崎〜板鼻〜安中宿
2024.08.11

お盆休み
帰省ラッシュ。
上野から上越新幹線に乗り今回の出発宿「高崎」へ向かう。
指定・グリーン満員
自由でデッキに立っての移動だ。
たった一時間弱だが新幹線の立ち移動は４０年ぶり。
ここが一番初めの引き返しポイント。
こんな猛暑、しかも群馬、さらに帰省シーズンに
わざわざ街道歩きに行くバカはいない。

そう、
そもそものプランだが
いつも引き返すタイミングと辞める時はある。
いわゆる損切りだが、

高崎駅を降り、
駅ビルから雲一つ遮るモノもない外へ出る。
このタイミングが次の損切りタイミング。

暑い・・・。

「まぁ、なんとかなるだろう」
いや、絶対、なんともならない。
これも損切りできない奴の常套句である。

さらに、
一緒に歩く中西が
先生、次の駅ぐらいで終わりにしませんか？と。
もう限界だから終わろうと言ってくれる。
こいつが大きな次の損切りタイミングだ。

ここを振り切り、
また歩き始める。
ここからただ継続することが目的になり、
街道を歩く〜日本の歴史を体感する〜目的から
するかわってしまう。

最後は自ら望んで歩いているのに
誰かに強制的に歩かされているという主体のすり替えが
行われる。

やめるタイミングはたくさんあった。
でも「辞める」と言う勇気がなかった。
ここだけじゃないかな？

辞めないことは自分の辞める勇気のなさなのに
それを世間体や他者のせいにし
継続する。
負のスパイラルに自ら落ちていく。
私も
あなたも
日本企業も今、この誰も得しないゲームを一旦リセットする時だ。

それが今回の中山道だと思う。


注）このコーナーはただ走っているだけの主観映像です。
　　走りながら独り言程度の話はしますが、
　　あなたのビジネス、人生にはなにも寄与することはありません。
　　ご了承下さい


では、今回は二日分。

今井　裕志