躍動感あふれるシャチのショー 神戸須磨シーワールド内覧会で魅了 6月1日オープン

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神戸市立須磨海浜水族園の跡地で6月1日に開業する「神戸須磨シーワールド」(同市須磨区)で30日、記者発表会と市民向け内覧会があった。西日本で唯一シャチを展示する施設に親子連れら約2千人が訪れ、一足先にシャチやイルカのショーなどを楽しんだ。
 神戸須磨シーワールドは、オルカ(シャチ)スタディアム▽ドルフィンスタディアム▽アクアライブ-の3棟に分かれている分棟型の水族館。2つのスタディアムではシャチやイルカのショーのほか、それぞれの水中での様子をみられる。
 アクアライブでは「水の一生」をテーマに、川で生息する生き物を展示する「ローカルライフ」ゾーンのほか、アザラシやアシカなど海獣を観賞できる「ロッキーライフ」ゾーンなどを整備。1階の「スマコレクション」には「ロングノーズガー」や「ピラルク」など淡水魚が公開されている。
 記者発表会で、シーワールド周辺の再整備を共同事業体で手がけたサンケイビルの飯島一暢(かずのぶ)社長は「大海原に面した須磨の海岸で、シャチをはじめとするさまざまな海洋生物の生き生きとした躍動感をぜひ見ていただきたい」とあいさつした。入場料は変動制で当面の間は日時指定のチケットをオンラインで販売。大人2900~3700円▽子供(4歳~中学生)1700~1800円▽65歳以上2300~3100円。

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