【伝承の町遠野】「遠野物語」の舞台となった遠野。伝承と歴史に触れる旅　カッパ淵と伝承園　《字幕付き》

岩手県遠野市は、柳田邦男の「遠野物語」の舞台になった街です。市内には伝承や昔話に纏わる場所・施設があります。
今回の旅は、遠野の代表的な観光地でもあるカッパ淵と伝承園を訪ねました。

【カッパ淵】
土淵町の常堅寺裏を流れる小川の淵にはカッパが多く住んでいて、人々を驚かし、いたずらをしたといわれています。
澄んだ水がさらさらと流れるカッパ淵は、うっそうとした茂みに覆われ、今にもカッパが現れそうです。淵の岸辺には、カッパ神を祀った小さな祠があり、子持ちの女性がお乳が出るようにと願ををかけるとかなうといわれています、願かけには、赤い布で乳の形を作り、この祠に納めるのが習いとされています。

【伝承園】
遠野地方の農家のかつての生活様式を再現し伝承行事、昔話、民芸品の製作・実演などが体験できます。
園内には国の重要文化財に指定されている曲り家「菊池家住宅」、遠野物語の話者「佐々木喜善記念館」、千体のオシラサマを展示している「御蚕神堂」などがあります。
民話と伝説の里、遠野自然と共に生きた人々の暮らしを垣間見ることが出来ます。

※説明には遠野市観光サイトより引用しています。

Tono City, Iwate Prefecture, is the city where Kunio Yanagita's "Tono Monogatari" was set. There are places and facilities in the city that are associated with folklore and folk tales.
On this trip, we visited Kappabuchi and Denshoen, which are also typical tourist destinations in Tono.