キャンドル

オリジナルソングです。
ギターも歌もままならない27歳初心者が、曲を作ってみました。

命の灯火、なんて言い回しをすることがあります。
誰かの生が終わりを迎えた時、その人を知る周りの人の心からひとつ、温もりが消えてしまうのだと、作者は思います。
それはとても苦しくて、まさに「心にぽっかり穴があいたような」気持ちになるでしょう。

だから私は、自分の火が消える前に、大切な人には自分のことを忘れてほしい。
もし忘れられなくても、幸せだったんだと思ってほしい。

自分の死期がわかったとき、または自分で自分の終わりを決めたとき。
あなたは大切な人に何を伝えますか。

【以下、歌詞】
キャンドル

夜の街に灯る 沢山の灯り
お月様に見守られて
家族の笑い声 恋人の囁き
幸せの証

悔やまないように
悔やませないように
今唇を開くよ

残った灯が 消えてしまう前に
君に何を伝えたらいい
君はきっと その深い愛で
僕の涙を想って泣くだろう
だから僕は 笑ってしまうんだ
幸せだから 本当だよ

夜明けを照らし出す 沢山の灯り
お日様に見守られて
妹のあくび 犬が吠える声
幸せの証

笑えるように
笑わせられるように
今 言葉にしてみよう

残った灯の その小ささを
どうやって伝えたらいい
君はきっと 底なしの優しさで
僕の心を想って泣くだろう
だから僕は 笑ってしまうんだ
幸せだから 本当だよ

きっと最期は 君のことを
考えてしまうけど
許してくれるかな

消えた灯の その存在を
どうやって忘れさせたらいい
君はどうか 何も知らないままで
その方が笑顔を守れるだろう
だから僕は 自分で灯を消そう
幸せだった 本当だよ
幸せなんだ これからも。

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