大道芸人が中学校へ　圧巻のパフォーマンスに釘付け　路上で人を引きつけるコツは？【高知】 (23/02/01

高知市大津中学校の体育館に登場したのはー大道芸アーティストのRYUさんです。神奈川県横浜市を拠点にジャグリングとマジックを織り交ぜたパフォーマンスを全国各地で行っています。

大津中学校で開かれたこのイベントは高知市文化振興事業団が、楽しみながら将来の夢を考えるきっかけにしてもらおうと企画。1日は2年生およそ90人が集まりました。

路上で芸を披露する大道芸は通りすがりの人達にいかに、興味を持ってもらうかが勝負。RYUさんはおどけたり、冗談で笑いを生み出しながら観客をひきつけます。
生徒に手伝いを呼びかけてもー

RYUさん話　
「杏慈さんが無事にボールを回し成功したらみんなで大きい拍手をしてあげてください。杏慈さんだけは絶対拍手をしないように」

最後に披露するのは大技のバランスライダー。ハシゴの上に立った状態で生徒が投げた3本のピンを受け取り、回していきます。果たして成功するのでしょうか。

生徒と同じ中学2年の時に大道芸に出会い、夢だった大道芸人として活動するRYUさん。「人との信頼関係を大切にしながら、将来の夢に向け一歩を踏み出そう」と生徒たちに呼びかけました。

RYUさん
「自分から飛び込む、勇気をもって人に何かをお願いしてみる。まずみなさんのことを信頼する、そうすると皆さんから信頼が返って来る」
「僕も大道芸、どうやったらできるのか、何もわからないところから始めたけど一歩踏み出すといろんな仕事、たくさんの可能性がある。ぜひチャレンジして下さい」
生徒
「パフォーマンス迫力があって、いろんな人を巻き込んでつながりを作れるのはすごいいいなと思った」

手伝いをした谷本杏慈さん　
「目指している夢は教師、教師は大道芸人みたいに人との関わりがすごく多い職業なので、今からでも人との関わりを大切にしていきたい。いい経験になった」

RYUさんは3日まで市内の中学校を回り、ユーモアあふれるパフォーマンスを披露します。