【イチバン!!】子育て世代にやさしいまち 北海道南幌町 移住者増加の”秘訣”

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「子育て世代に大人気の北海道南幌町」

 今年はあるランキングで全国1位にもなった南幌町の魅力に迫ります。

 札幌から車で1時間弱。北は江別市、南は北広島市に接する人口7700人あまりの町・南幌町。この町が2023年、あるランキングで、全国イチとなりました。

 須藤有基記者:「こちら南幌町は全国の町村で人口増加率がイチバンとなりました。冬が近いのに、住宅の工事が進んでいます」

 2023年1月1日時点で、前の年に比べて外国人を除く人口の増加率が2.09%となり、全国のまちと村の中では増加率がイチバンになりました。増えた人数は「153人」で、全道の自治体で増加数イチバンです。

 おととし、札幌から移住してきた伊藤任馬さん28歳。

 妻のそらさんと、娘の一歌さんの3人家族です。

 伊藤さん:「僕が元々出身が長沼町で、妻が知床なんですけど、田舎で静かなところに家を建てたいねということで選びました」

 札幌の会社へ通っている伊藤さん。20代でマイホームを持てたのは、南幌町の手厚い支援策に助けられたから、と話します。

 伊藤さん:「土地代からまず50%オフになって、そこからさらに200万円の助成が受けられるので。結果、うちがこの土地を買った時で、130坪くらいあるんですが、50万円くらいで土地は購入できたかなと思います」

 南幌町では、子育て世代の移住促進に力を入れていて、場所によっては土地が半額となるほか、最大200万円の住宅建築費の助成が受けられます。

 町内にはこの制度を利用して、去年1年間で100戸以上の住宅が建ったといいます。

 伊藤さん「最初は江別とかも土地を見たんですが、手が出なくて。僕らの理想としているライフスタイルにも近いような静かな場所だし、いいんじゃないかと即決でした」

 子育て世代の移住をさらに進めたいと、町は今年5月に新たな施設をつくりました。室内遊戯施設「はれっぱ」です。中学生までの町民なら、100円で遊べるこの施設。日本各地で遊び場を手がけるボーネルンドが遊具を監修し、土日にはオープンの10時に合わせて、行列が出来る人気施設になっています。

 5月のオープンからおよそ半年で、年間目標だった来場者12万人を達成。町はこの施設を通じて、より多くの子育て世代に南幌町のことを知ってもらいたいと、期待を寄せています。

 はれっぱ 田中めぐみ館長:「移住が増えていて、最近引っ越してきましたという方が、フリーパスを買っていただいてて、私たちも実感があります」

 南幌町が移住に力を入れるようになった理由は-

 大崎貞二町長:「高齢化率を鈍化させようということで、若い世代を誘致したいということで、いろいろ子育て支援策を充実してまいりました」

 30年ほど前、1990年代に住宅地の開発が進められた南幌町。1998年には人口1万人を突破しましたが、その後は減少が続いていました。復調の兆しが出てきたのは、おととしのことです。

 大崎町長:「令和3年頃から少しずつ子育て世代が本町の方に住宅を建てる方が増えまして、その背景にはやはり札幌市内でなかなか土地が不足しだしたのかなと。昨年5月から毎月の人口が連続増加中で、現在もなお増加中であります」

 「こちらがですね。南幌町の暮らしを実際に体験していただける南幌町移住体験住宅となっておりますので、こちらへどうぞ」

 南幌町での暮らしを「お試し」できる「移住体験住宅」です。

 南幌町 移住観光コンシェルジュ 宮嵜さん:「1泊からご利用いただけまして、最長だと14日までご利用いただける住宅になっております」

 須藤記者:「本当にすぐ住めるようになっているんですね」
 宮嵜さん:「そうですね。もう1通り、必要な家電類は全て揃えているので、あとは調味料ですとか、食材を用いいただければもうすぐ暮らせるような住宅になっています」

 6月~9月までは1日4800円、10月から5月までは1日5200円で利用できるこの住宅。今年4月にオープンしてから、半年でおよそ10組が利用し、そのうちの1組が移住を決めたそうです。

 宮嵜さん:「札幌からも1時間圏内で来れてしまうっていうところで、程よく良く田舎で、程よく都会に近いっていうところもあり、土地の1区画ずつが広いので、ゆったりとした生活を緑に囲まれながら送れるっていうところが、南幌町の子育てをする町としての魅力の一つで、移住者が増えてるのかなと思います」

 子育て世代を中心に「移住者」が増えている空知の南幌町。ほかの町から移転してくる「飲食店」も増えているといいます。

 古民家を改装し、ゆったりとした時間が楽しめるこちらのカフェは、今年8月にオープンした「一尺五寸」。

 手作りのスイーツや料理を味わうために、全道各地からファンが訪れる人気店です。

 オーナーの釣谷周平さんが接客とドリンクを、妻のひろみさんが料理を担当しています。このお店は、道南の七飯町から移転してきました。

 釣谷周平さん:「このお家を見た時にすごい一目ぼれをしてしまって、いいなと思って、そこから南幌町を調べて、立地もいいし、あちらこちら行けそうだしいいなっていうので、南幌町に決めましたね」

 およそ2年間にわたって、七飯町から南幌町に通って、自らの手で古民家を改装しました。

 釣谷周平さん「すごく気に入っています」
 ひろみさん:「気に入っています」
 周平さん:「ちょっとこう車で走らせると大きい都市に行けるし、町の方が凄いあったかいですね」

 少子高齢化の影響で、全体としては人口減少が続く北海道。波に乗る南幌町は、『移住促進』の新たなモデルケースとなるかもしれません。

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