映画音楽全集 高音質CD音源

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🟩演奏『The Film Studio Orchestra』
日本の選りすぐりの演奏家を集めた映画音楽専門のオーケストラ。
1960年にビクター•レコードにより結成されオリジナル音楽のイメージを大切にした演奏が魅力のオーケストラ。

🟩『映画概要』
01. エデンの東
ジェームス•ディーンの代表作です。
彼は青年そのものを演じきり、永遠の青年像を人々に残し、24歳で自動車事故死しました。
彼以上のスターは今後も現われないのではないでしょうか。
主題曲も“ユア•ヒットパレード”で2年半ベストテン入りし、この記録も破られることはないでしょう。
主演ジェームス•ディーン、ジュリー•ハリス。

02. 風と共に去りぬ
マーガレット•ミッチェルの小説の映画化。
少し前迄、観客動員数に於いて右に出る映画は無いと言われた名作。
主人公スカーレット•オハラを通して、南北戦争を境に旧来の奴隷制度が崩壊し、大きく社会変動するアメリカ南部を描いている。
これはその主題曲で、ロマンの香り高い素晴らしい曲。
主演クラーク•ゲーブル、ヴィヴィアン•リー。

03. サウンド•オブ•サイレンス (映画『卒業』より)
知り合いの夫人から誘惑されたマジメ青年が、夫人との情事を通じて一人前の男となり、その夫人の娘と掠奪結婚する物語で、爽快な青春映画です。
ラストシーンの映像も是非ご覧下さい、
❶バスの最後部に座って幸せ掴んだ二人が喜ぶ顔
❷そんな二人を不思議そうに振り返って観る乗客たち
❸喜んだのもつかの間、今後の自分達の行く末を考え、少し不安そうになる二人の顔………end。
(一旦動画を作り終えたのですが、この3枚の映像を後で追加しました)
主演ダスティン•ホフマン、アン•バンクロフト、キャサリン•ロス。
サイモン&ガーファンクルの既製曲や新曲が使われ、この曲はポール•サイモンの1964年作品。

04. 慕情
ラブ•ストーリーの古典名作。
香港の美景地を舞台に、中英混血の女医とアメリカの新聞記者の燃える恋を描いた作品。
主題曲は1955年度アカデミー主題歌賞、スタンダード•ナンバーとして、甘く切ないメロディーは至る所で演奏されている。
主演ジェニファー•ジョーンズ、ウィリアム•ホールデン。

05. エーデルワイス (映画『サウンド•オブ•ミュージック』より)
ブロードウェイ•ミュージカルの映画化で、ミュージカル映画として史上最大のヒット作品。
トラップ一家がナチス支配下のドイツを逃れて、アメリカに移住する迄の自由で明るい一家の物語を素晴らしいい曲でつないだ名作。
ルート•ロイヴェリック主演の「菩提樹」が同じストーリーだった。
主演ジュリー•アンドリュース、クリストファー•プラマー。

06. 太陽がいっぱい
真夏の太陽をいっぱいに受け、空の青さ海の青さを誇る地中海に、青年の明暗をクールに描き、主演した若きアラン•ドロンを一躍スターに押しやり、また意外なラスト•シーンで話題を集めた。
主題曲は不安定な青年心理にうまくマッチしてベストヒットとなった。
主演モーリス•ロネ、アラン•ドロン、マリー•ラフォレ。

07. ただ一度の機会 (映画『会議は踊る』より)
1814年フランス革命とナポレオン戦争で混乱したヨーロッパの秩序を回復する為、列強を招いてウィーン会議が開かれた。
この史実を基に、オーストリア宰相の陰謀やロシア皇帝の恋をミュージカル仕立てで描いたのが、この1931年ドイツ映画。
主演ウィリ•フリッチ、リリアン•ハーヴェイ。
戦前の日本で大ヒットしたこの主題歌の他に、クラシック音楽も数多く使われている。

08. 第三の男
『堕ちた偶像』等で知られるグレアム•グリーンの小説の映画化。
第二次大戦後の荒廃したウィーンを舞台に、行方不明の友人を探すアメリカの作家が、友人を探しだす物語。
ラスト•シーンは印象的で、この映画も史上に残る名場面。
流れるあの独得のツィター演奏が画面を盛りあげた。
主演オーソン•ウェルズ、ジョセフ•コットン、アリダ•ヴァリ。

09. ある愛の詩
全世界のベストセラー『ラブ•ストーリー』の映画化。
物語は単純な恋物語だが、現代の愛情の飢餓状況にうまくマッチし、フレッシュさが若者の心をとらえた。
音楽もフィットした甘く切ない青春そのものを謳いあげて、画面を盛りあげることに成功している。
音楽フランシス•レイ、主演ライアン•オニール、アリ•マッグロー。

10. 遙かなる山の呼び声 (映画『シェーン』より)
西部劇のスタイルを一新し、詩情豊かに西部の男を描いた1953年の画期的な西部劇映画です。
物語は、南北戦争後の西部を舞台に、厳しい大自然と、土着の悪徳牧場主ライカーとの諍いに苦しむ開拓者ジョーの一家のもとに現れた一人の流れ者、シェーンの物語です
ラストの『シェーン、カムバック』とジョーイ少年が叫ぶ場面は西部劇史上、永遠に残るシーンといえるでしょう。
曲の最後に、ジョーイ少年のあの切ない叫び『シェーン、カムバック』も是非聴いて頂きたいです。32:20 ⬅️ココ
主演した3人のスター、アラン•ラッド、ヴァン•ヘフリン、ブランドン•デ•ウィルデ。

11. トゥナイト (映画『ウエスト•サイド物語』より)
1957年初演、当時は画期的なテーマを織り込んだ作品として話題を呼んだミュージカル映画化。
様々な映画技法を駆使して、舞台とはまた違った魅力と迫力を生みだし、大ヒットした。
主演はリチャード•ベイマーとナタリー•ウッド。

12. 魅惑の宵 (映画『南太平洋』より)
豪華スターの共演と、スケールの大きなミュージカルで、話題となった。
ハリウッド製作映画は、ミュージカルといえば、この頃から殆どが超大作という、まさに映画の黄金時代だった。
この曲は、ムード•ミュージックのスタンダードになっている。
主演ミッツィ•ゲイナー、ロッサノ•ブラッツイ。

13. ベニスの夏の日 (映画『旅情』より)
婚期を逸したアメリカ人女性が、ヨーロッパ休暇旅行の終わりに訪れた水の都ベニス。
彼女は街で知り合った魅力的な男性と恋に落ちるが、相手は妻子ある身。
恋の思い出だけを胸に、彼女は再び味気ない生活に戻っていく。
イギリスの巨匠デヴィッド•リーンが、ベニスの景観を巧みに織り込みつつ、中年女性の心理を繊細かつ鮮やかに描き出した愛すべき作品。
キャサリン•ヘプバーンとロッサノ•ブラッツィが主演。

14. ライム・ライト
足の負傷で仕事を失ったバレリーナと落魄した道化師が、再び舞台に立つ日がくるが......というストーリー。
チャールズ•チャップリン後期の代表作。
主演・監督・音楽はチャップリン自身、共演はクレア•ブルームとシドニー•チャップリン(チャールズの息子)。
映画は1952年制作で、LA地区での公開が72年だった為、72年度アカデミー劇映画音楽賞を受賞。

15. トウ•ラヴ•アゲイン (映画『愛情物語』より)
1940年代前後に渡って人気のピアニスト、エディ•デューチンの一生を描いた伝記映画。
カーメン•キャヴァレロの演奏をバックに、主演したタイロン•パワーの演奏演技が曲とピッタリで話題となった。
エディのデビューから、白血病に冒され、倒れる迄の愛と音楽の生涯が描かれている。
主演タイロン•パワー、キム•ノヴァク、ヴィクトリア•ショウ。

16. 禁じられた遊び
戦争そのものを描かず、戦争の悲惨さ、馬鹿らしさを痛烈に批判した、映画史上不滅の名作。
ブリジット•フォッセイの天才的な演技が涙を誘い、戦争という不幸を人々に再認識させた。
主題曲はスペイン民謡をアレンジしたもので、ギター演奏曲の古典になっている。
この作品はあらゆる映画賞を獲得しました。
音楽ナルシソ•イエペス、主演ブリジット•フォッセイ。

17. ロミオとジュリエット
永遠の愛の物語『ロミオとジュリエット』の映画化作品。
この作品は従来より思い切り主人公を若くしてつくられた。
曲は、ロミオとジュリエットが初めて出逢うキャピュレット家の大舞踏会で、グレン•ウエストが歌う「青春とは何かしら」という愛の主題曲。
主演レナード•ホワイティング、オリヴィア•ハッシー。

18. ムーン•リヴァー (映画『ティファニーで朝食を』より)
コメディータッチの「ティファニーで朝食を」は、オードリー•ヘップバーンの魅力をいかんなく引きだした映画。
この曲は1961年アカデミー賞の名曲。
ヘップバーンはデビュー以来、妖精という言葉がぴったりの女性で、いつまでも変わらないのは驚くばかり。
音楽ヘンリー•マンシーニ、主演オードリー•ヘップバーン、ジョージ•ペパード。

19. ひまわり
広大なウクライナの原野に、果てしなく咲き乱れるひまわりの美しさが鮮烈な印象を残す佳品。
第二次大戦中、イタリアから夫の行方を探し求めてきた女が、やっと夫にめぐり逢えた時、夫にはソ連妻と子供が居たという物語。
太陽の動きに沿って頭をめぐらすというひまわりに女の哀しさと気品がダブっている。
音楽ヘンリー•マンシーニ、主演マルチェロ•マストロヤンニ、ソフィア•ローレン。

20. 鉄道員のテーマ
「禁じられた遊び」と共に、ギターによる映画音楽の代表曲。
この2曲によって、日本でギターを弾く人が急激に増えた。
ピエトロ•ジェルミ監督自身が演じるイタリア国鉄機関士一家の生活を、末っ子サンドロ少年のつぶらな瞳を通じて描いている。
小市民生活の哀歓と、少年の無邪気な演技が人気を呼んだ。
ジェルミの演じるパパはギターが上手く、ラストのクリスマス•イブにこの曲を弾きながら、脳溢血で突然他界する。

21. ララのテーマ (映画『ドクトル•ジバゴ』より)
ノーベル文学賞を受賞しながらも、ロシア革命に批判的であるということで辞退を余儀なくされたボリス•パステルナークの名作映画化。
社会変動に飜弄される人間の運命を描いて定評のあるデヴィッド•リーンが監督し、オマー•シャリフが主演した。

22. 愛のテーマ (映画『ゴッドファーザー』より)
封切後、観客動員数を大幅に上回ると予想され、事実その通りになった超大作。
冷酷なマフィアの世界を描くことで、男の復権を世に問いもした。
音楽も映画封切前に話題になり、競作盤が多数出た。
イタリアンメロディー特有の甘さの中に、何事も決定しなければならない男の孤独、ロマンがにじみ出ている。
主演マーロン•ブランド。

🟩プレイリスト
01. 00:00:00 エデンの東
02. 00:02:55 風と共に去りぬ
03. 00:05:59 サウンド•オブ•サイレンス (映画『卒業』より)
04. 00:09:11 慕情
05. 00:12:24 エーデルワイス (映画『サウンド•オブ•ミュージック』より)
06. 00:15:34 太陽がいっぱい
07. 00:18:13 ただ一度の機会 (映画『会議は踊る』より)
08. 00:21:22 第三の男
09. 00:25:04 ある愛の詩
10. 00:28:48 遙かなる山の呼び声 (映画『シェーン』より)
11. 00:32:31 トゥナイト (映画『ウエスト•サイド物語』より)
12. 00:37:04 魅惑の宵 (映画『南太平洋』より)
13. 00:40:23 ベニスの夏の日 (映画『旅情』より)
14. 00:43:58 ライム•ライト
15. 00:48:06 トウ•ラヴ•アゲイン (映画『愛情物語』より)
16. 00:52:34 禁じられた遊び
17. 00:55:33 ロミオとジュリエット
18. 00:58:28 ムーン•リヴァー (映画『ティファニーで朝食を』より)
19. 01:01:11 ひまわり
20. 01:03:34 鉄道員のテーマ
21. 01:06:32 ララのテーマ (映画『ドクトル・ジバゴ』より)
22. 01:10:19 愛のテーマ (映画『ゴッドファーザー』より)

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