大食い彼女とのリアルな1週間食生活！お疲れ編（カルボうどん/すき焼き/餃子/居酒屋）

初めてエッセイの賞に自分が書いた日記を提出した。
正直文章を書く能力があるわけではないので、箸にも棒にも引っかからないのは重々承知だし覚悟している。けれど、久々の「真面目にやった取り組み」と言えることだったから楽しかった。熱量の対価という意味での達成感もあった。
文章校正AIというツールがネット上にある。
長文をそれにかけると言い間違いや誤字脱字を訂正してくれるという便利なツールなのだが、今回は4000字書き終わった後にそれを使ってみた。
赤文字で文章打ったっけ？ってくらい、訂正事項が赤く記されていた。
こんなに国語力無くなっていたんだ…と唖然する一方で、あることに気づく。日本語の比喩的表現や詩的な言葉が全て訂正対象になっていたのだ。おそらくビジネスシーンで使う用途のAIだったのだろう、俺のロマンチシズムで痛々しい部分が全て消された「ただの日記」が完成してしまった。それを読んでみても面白みが無く、もちろん文章としては綺麗で整頓されているのだが、なぜか読みづらい。ビジネスシーンのメールの長文が読みにくい理由がなんとなくわかった気がする。
結局、血が通ってるかどうかってのは本当に大事だなと感じた。
改めて訂正部分を見たら、見事に詩的な表現が全て弾かれていて、己の痛々しい部分が炙り出されていた。恥ずかしかった。これ提出してイタい奴って思われない？とか心配になった。心配になったから太宰治の痛くて最高な文章を引用してAIにかけてみた。見事に赤文字だらけの訂正地獄になったので安心した。
赤文字は血の赤。血が通っている証拠なのかもしれない。
誤字脱字がすごい量あったのもまぁ、血が通ってるってことでよろしくお願いします。



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