小山美姫「もっと走りたい」 週末はレース三昧の彼女がいま幸せな理由【スーパーGT・スーパー耐久2024】

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6月2日(日)に鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT第3戦。

レースの朝、笑顔でパドックを歩く1人の女性ドライバーがいた。

「久しぶりに毎週レースがある感じが嬉しくもありながらも今までと違うピリッとした感じではあるんですけれど、でもやっぱり走れることが全てなので」

2024シーズン、スーパーGTで走るただ1人の日本人女性ドライバー、小山美姫(こやまみき)26歳。

2019年ヨーロッパで女性限定の国際的レース「Wシリーズ」に参戦。FIA・国際自動車連盟公認の男女混合のフォーミュラカー選手権で史上初の女性チャンピオン。

そして2023年、スーパーGTで決勝に出走した初の日本人女性ドライバー。

小山は国内モータースポーツの女性ドライバーのトップランナーとしてこの世界で戦ってきた。

「このモータースポーツの魅力って、やっぱり男女が一緒に戦えるっていうのが魅力だと私は思っていて。そこでトップに立つ、勝ちたいということしか頭にないので、あんまり気にしていないんです、女性とか男性とかは」

さらに上を目指すために。
小山が求めたのは「もっと多く走ること」。

今シーズンはスーパー耐久の最高峰クラスであるST-Xクラスにもレギュラー参戦するチャンスを得ると、4月21日(日)の開幕戦(スポーツランドSUGO)ではチームの3位表彰台入りに貢献。

そして5月24日(金)。
富士スピードウェイで行われた第2戦、24時間レースにも彼女の姿があった。

25日(土)決勝。1回目の走行ではチーム監督、金曽裕人から厳しいコメントが。

「(タイムが)バラつきすぎ」

1周ごとのペースの不安定さを指摘されてしまう。

日付をまたいで26日(日)深夜1時30分、再び走行のチャンスが巡ってくる。

夜、そして雨の中の走行とコンディションは悪かったものの、1回目より安定したタイムを出して、アップデートした走りを見せた。金曽監督も「キッチリ修正してきた」と笑顔。

「やっぱり混走の時の(タイムの)アベレージをバラつかずに帰ってきて欲しいと言われて」

「良い時は良いけど悪い時にマイナスにならないようにできていたら…というのが1回目では反省というか、今年はそういう意味では自分にとって課題になるところがたくさん出てきているから、鍛えられる1年なのかなと」

今シーズン、小山はさらに海外のレースにも挑戦中。

毎週のようにレースを走り、そこで新たな課題を見つけていく日々。

1週間後、6月1日から始まったスーパーGT第3戦。

その充実感が小山の表情も表れていた。そしてそれは走りにも如実に反映された。

1周のベストタイムを競う予選2本目のQ2で、今回初めてステアリングを任された小山。

叩き出したのはチームが1本目に出したタイムより2秒以上速いタイムだった。

見事、マシンの速さを引き出して見せたが、当の小山本人は反省を見せる。

「正直タイヤのグリップがあったおかげで一発の速さはもっと高い次元にあったと思う。タイムだけじゃなくて自分のやれることをやり切れたかという部分では足りなかった。もっと先がその1周の中であっただろうなというのがあって」

さらに決勝でも自身初のスタートドライバーを務め、また新たな経験を積み重ねた。

「頑張ることのできる場所が今あって、頑張りたくても頑張れない人もいるだろうし、もちろん私も同じ立ち位置に立ちたくても立てなかった時期もありますけど」

「こうやって今頑張れる場所がある時に、しっかり自分のできることをしっかりやり切って、その時のベストでいないと後悔になっちゃうので、だからこその、この毎日の 一生懸命って言っていいんですか、大切なこと、大切なんですよ。自分にとってこれが、全てが、これが一番大切なことだから」

今はただ、前を見て、走って、走って。

小山美姫は、ひたむきにレースと向き合う。

(映像提供:GTA・STMO)

「MONDAY MOTOR SPORT」
フジテレビ系「FNN Live News α」内で放送
毎週月曜23時40分~

スーパー耐久2024
7月27日(土)~28(日)
第3戦 オートポリス(5時間レース)
https://supertaikyu.com/

スーパーGT2024
8月3日(土)~4(日)
第4戦 富士スピードウェイ
https://supergt.net/pages

トヨタイムズ
https://toyotatimes.jp/

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

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