菅新総裁の人物評 海外メディア「パンケーキ好きだが甘くない」【Nスタ】

菅新総裁について、海外メディアは様々な視点で伝えています。
（Nスタ　9月15日放送）

イギリスの公共放送ＢＢＣは「いちご農家に生まれトップになった」
「令和おじさん」のあだ名で呼ばれていると伝え、
「菅氏は前政権の政策を継続するだろう」と報じています。

フランスの経済紙「レゼコー」は
「パンケーキ好きだからといって　決して『甘い人』ではなく、
　強い性格を何度も見せてきた」と紹介。

左派系の新聞「リベラシオン」も
「これまで、安倍総理の領分を侵さないようにしながら
『裏の戦略家』と見られてきた」と分析しています。
　　　
また、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙は
菅氏を「日本政治の影の権力者」と紹介し、
「舞台裏から現れた」との見出しで報じました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは
「菅氏は安倍総理を補佐する以上の外交経験がほとんどない。
　アメリカと中国とのバランスを維持することが困難になるだろう」
としています。

一方、中国共産党系の国際紙、「環球時報」は社説の中で、
‘暫定’としたうえで安倍総理の路線を継承するだろうと指摘。

日中関係については、
「中国とアメリカの関係や日本側の国家の利益によって、
　対中政策で調整できる余地は少ない」として
大きな変化はない、との見通しを示しました。


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