明治軍歌・橘中佐

Описание к видео 明治軍歌・橘中佐

一、
遼陽城頭 夜は闌けて
有明月の 影凄く
霧立ち込むる 高梁の
中なる塹壕 声絶えて
目醒め勝ちなる 敵兵の
胆驚かす 秋の風

二、
我が精鋭の 三軍を
邀撃せんと 健気にも
思い定めし 敵将が
集めし兵は 二十万
防禦至らぬ 隅もなく
決戦すとぞ 聞えたる

三、
時は八月 末つ方
我が籌略は 定まりて
総攻撃の 命下り
三軍の意気 天を衝く
敗残の将 如何でかは
正義に敵する 勇在らん

四、
敵の陣地の 中堅ぞ
まず首山堡を 乗っ取れと
三十日の 夜深く
前進命令 忽ちに
下る 三十四連隊
橘大隊 一線に

五、
漲る水を 千尋の
谷に決する 勢いか
巌を砕く 狂瀾の
躍るに似たる 大隊は
東雲はるゝ 明けの空
敵塁近く 攻め寄せぬ


広瀬中佐と並んで日露戦争の際“軍神”と呼ばれたのが、首山堡の戦いで壮烈な戦死をとげた歩兵第34連隊の第1大隊長・橘周太中佐でした。率先陣頭に立って敵の堅塁に挑み、山頂を奪守したものの数倍の敵の逆襲を受け、身に重傷を負いながら最後まで指揮をつづけたその剛毅果敢な軍人精神の発現には、これまた数多くの讃歌が生まれました。これは橘中佐ゆかりの名古屋幼年学校の教官の作になり(上・33章)(下・19章)という長い作品の中の(上)の部です。

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