Скачать или смотреть 自民党総裁選　5候補は男系継承重視　安定的な皇位継承へ主張貫けるか　

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4日に選出される自民党の新総裁は、安定的な皇位継承や皇族数確保への取り組みが急務になる。秋の臨時国会以降、「立法府の総意」をまとめる与野党協議が再開する予定だ。総裁選では5候補とも、伝統的な皇位の男系継承を尊重する考えを示した。保守政党の党首として、主張を堅持する姿勢が求められる。

皇位は126代にわたり、父方に天皇を持つ男系（父系）によって継承されてきた。政府の有識者会議は岸田文雄政権下の令和3年にまとめた報告書で、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが皇位を継承されるまでの流れを堅持すべきだと指摘。また、養子縁組による旧皇族の男系男子の皇室復帰案などを提示した。

与野党はこれをベースに「立法府の総意」を得るべく議論を重ねてきたが、立憲民主党が男系継承を尊重する有識者案に異を唱え、先の通常国会でも合意に至らなかった。

今回の自民党総裁選に出馬した5候補は、有識者案を支持した党の見解を引き継ぐ構えだ。

小泉進次郎農林水産相は9月30日の報道各社の合同インタビューで「皇室の歴史、男系の流れは非常に重い。立法府の総意が速やかに取りまとめられるように貢献したい」と主張した。

また、高市早苗前経済安全保障担当相は9月25日の産経新聞のインタビューで、男系継承を「天皇の正統性の源」と強調。「（堅持することが）祖先や未来への責任だ。世界で類例がない宝物であり、私たちの代で壊したくないという思いが非常に強い」と語った。

茂木敏充前幹事長は9月25日の合同インタビューで皇位継承は「男系男子が前提」と指摘したうえで、「立民との溝が埋まっていない。静謐（せいひつ）な環境下で、超党派で合意形成を図っていきたい」と訴えた。
林芳正官房長官は9月22日の産経新聞のインタビューで「（報告書の）原則を踏まえ、国会の議論が早くゴールに達するように後押ししたい」と強調。小林鷹之元経済安保担当相は同日の演説会で、「皇統の維持、悠久の歴史を次の世代に必ず引き渡していく」と意欲を示した。

小泉氏と小林氏は総裁選告示後、日本維新の会の藤田文武共同代表のユーチューブ番組でも持論を展開した。少数与党に陥った自民が連立拡大の有力候補とみる維新は、男系継承の堅持を強く訴えている。維新幹部は「連立入りを判断する際の材料になる」と語る。

公明党や国民民主党を含めて主要政党の多くは有識者案を大筋で支持している。自民幹部は議論が煮詰まったとして「一部の政党の都合で協議が引き延ばされることは許されない。新総裁は早期の結論へ努力すべきだ」と語る。
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引用先
読売新聞、産経新聞、朝日新聞、スポーツ報知、よろずニュース、アサ芸プラス、TBSニュース、NHKニュース、日刊ゲンダイデジタル、新華社通信、共同通信、朝鮮日報、中央日報、日刊スポーツ、毎日新聞、日本経済新聞　など

このニュースの引用先
https://www.sankei.com/article/202510...