侍戦隊シンケンジャー(2009) Cast Then and Now

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ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」から12年が経ちましたが、今では記憶に残っている古典的なキャラクターはどうなっていますか?視聴した後は、このチャンネルを気に入ってチャンネル登録することを忘れないでください。ありがとうございました。
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👇Chapters章節 :
0:00 片頭
0:14 志葉丈瑠 - 松坂桃李
0:38 池波流ノ介 - 相葉弘樹
1:02 白石茉子 - 高梨臨
1:26 谷千明 - 鈴木勝吾
1:50 花織ことは - 森田涼花
2:14 梅盛源太 - 相馬圭祐
2:38 志葉薫 - 夏居瑠奈
3:02 腑破十臓 - 唐橋充
3:26 日下部彦馬 - 伊吹吾郎
3:34 丹波歳三 - 松澤一之
3:42 片尾

【ドラマ紹介】
『侍戦隊シンケンジャー』(さむらいせんたいシンケンジャー)は、2009年2月15日から2010年2月7日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜07:30 - 08:00(JST)に全49話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。ハイビジョン制作。

キャッチコピーは「天下御免!!」。

【概要】
本作品のモチーフは、戦隊シリーズとしては初となる侍である。プロデューサーの宇都宮孝明は、最初に和風の戦隊でやることを決め、華やかなイメージがあり、キャッチーで分かりやすいものとして「侍」モチーフになったという。本作品の戦隊メンバーはレッドが殿、他がそれに対する家臣という設定であり、メンバーの中に明確な上下関係が存在する。この上下関係と武士道が本作品のストーリーと人間関係を構成する基本軸となる。だが、今の子供には「主従関係」が分からないため、上下関係は存在するものの、単に設定するものであり、キャラの関係性は違うところにあるなど、上下関係よりも5人のキャラクターの性格付けを気にしており、それぞれキャラや設定がズレたものとなっている。キャラ設定も一人ずつ要素を当てはめるのではなく、5人をある程度分けて、「現代的と古風」や「ボケとツッコミ」など対照的な要素の組み合わせで分けている。そのため、第1クールは5人の関係性をできるだけ描くため、2人をピックアップすることで、5人の関係性を描く構成を取っている。

本作品は和の意匠がふんだんに取り入れられた和風の戦隊となっている。基本装備は刀、変身アイテムは携帯電話が変形した筆であり、その筆で書かれた漢字に宿る力モヂカラ(言霊をモチーフとしている)で変身や技の使用を行う。戦隊スーツは着物、そしてマスクは漢字を全面に貼り付けたデザインと、和風色の強い造形となっており、稽古時および変身前、変身バンクも袴姿である。アクションはチャンバラが主体の時代劇風の味付けが施されていた。折神と呼ばれるロボは、折り紙をモチーフとした式神であり、メインの5体はエンブレム型・動物型・巨大ロボへの合体と3形態の変形を行う。また、合体ロボも和風を意識し、追加パーツの合体は鎧兜を装着するイメージで開発されている。

プロデューサーの宇都宮孝明が意図した本作品のコンセプトは、「真面目に馬鹿なことをやろうとする」である。レッドの性格設定もそれに合わせて本来は二番手に来る「冷静沈着で、クールな青年」となっており、世界観に合わせて名乗りも動きを抑えた近年にない静かな型となっている。冷静沈着なリーダータイプのレッドは『轟轟戦隊ボウケンジャー』以来3作品ぶり。

バンダイの決算短信によれば、本作品の放送された2009年の戦隊玩具の売り上げは105億円となった。

特徴
本作品では、戦隊シリーズの伝統となっていた「フィルム撮影」「オールアフレコ」という2つの撮影方式が廃止された。シリーズで長年使われた16mmフィルムカメラに代わり、最新のデジタルシネマカメラ「レッド・ワン」を本作品で初めて採用。これによりフィルム時代の撮影機材やノウハウをそのまま流用しながら、ビデオ撮影に転換することに成功する。また、従来の戦隊シリーズでは、撮影の際に一切音声を録音せず、全ての音声をアフレコで収録していたが、本作品では役者が顔出しで演じる場面のみ、現在の一般的なドラマと同じ撮影同時録音方式となる。

アクションは時代劇を意識したチャンバラであり、これは本作品の最大のコンセプトの1つである。そのため従来のシリーズと異なり、殺陣も斬られたら死ぬというリアリティを意識し、「攻撃は受けるか、かわす」を基本として組み立てられる。また従来のスーパー戦隊シリーズの多くは、巨大化してロボットと戦う敵はゲスト怪人だけだが、本作品はゲスト怪人だけでなく巨大な戦闘員が登場する場合もあり、斬られ役となる戦闘員多数を相手にシンケンジャーが操る侍巨人が立ち回りをする時代劇のクライマックスシーンと同様の展開も見られる。

戦隊の本拠地となる志葉家の屋敷の撮影には、国の重要文化財である和風建築「旧堀田邸(千葉県佐倉市)」が使用され、一風変わった印象を与える赤い壁の室内(奥座敷)のセットは、「アメリカ人が考えた日本」をイメージして作成されている。

『救急戦隊ゴーゴーファイブ』以降は、アパレル商品を展開するため、戦隊メンバーは揃いの制服やジャケットを着ることが慣例になっていたが、本作品では常時私服を着用する。他方、私服の中にシンケンジャーに関係するデザインがワンポイントとして入るなど、より「普段着」に近い形でアパレル商品の展開は継続される。

演出
近年の戦隊では慣例化していたエンディングでのダンスやラストのミニコーナーが廃され、次回予告と提供のエンドクレジットがエンディング映像に組み込まれる方式に変更された。具体的には、エンディングテーマをBGMに次回予告とエンドクレジットが流れ、最後に制作会社のクレジットが表示されて番組終了という構成である(一部遅れネット局では、次回予告とエンドクレジットでBGM差し替え)。本作品のみ、オープニング演出を手掛けた中澤祥次郎の意向により、オープニング内でこれまで一定の時間を割いていた戦隊メンバー個々の各戦士ごとの個別紹介映像とともに各戦士のキャスト紹介のテロップが画面に現れるというキャスト紹介がなくなった。さらにクレジット順番も通常、原作とメインスタッフが最初に表記されるが、本作品では最後に表記されている。

『仮面ライダーディケイド』との共演
同時期に放送していた『仮面ライダーディケイド』とのコラボレーション企画として同番組への出演もしている。現役の「戦隊」と「ライダー」のテレビシリーズにおける競演は過去の東映ヒーロー作品としても、スーパー戦隊シリーズおよび仮面ライダーシリーズの国内放送においては両シリーズともに初である。

第二十幕では翌週、第二十一幕では直後に放送される『ディケイド』にリンクするCパートがエンディング前に挿入され、Cパートの終了シーンは『ディケイド』の本編終了時と同じディケイドライバーのバックルが閉じる描写であり、その後にエンディング(この時は「四六時夢中 シンケンジャー 〜銀幕版〜」)が流れる構成となっていた。ストーリー上は第二十幕エピローグより『ディケイド』第24話→本作品第二十一幕→『ディケイド』第25話の順になる。また、本作品第二十幕のシーンは一部のカメラアングルこそ異なるものの『ディケイド』第24話のアバンとしても使われており、DVDでもオンエア版をほぼ完全収録している。

なお、本作品のコンプリートBlu-ray BOX2には、『ディケイド』第24話と第25話が当時の放映順のままで本編扱いとして同時収録されている。

【あらすじ】
この世とあの世の狭間を流れる三途の川に棲む妖怪外道衆。外道衆は遥かな昔から人間たちを襲い苦しめてきたが、300年前(1709年)より外道衆と戦い続けてきた者たちがいた。

彼らの名は侍戦隊シンケンジャー。志葉家の当主とその家臣で構成された“侍”たちである。彼らはモヂカラと呼ばれる不思議な力を操りながら戦い、先代当主の時代には、外道衆の大将血祭ドウコクの封印に成功した。

時は流れ2009年。志葉家の現当主を務める志葉丈瑠は、当初はシンケンレッドとして一人で外道衆と戦っていたが、外道衆の本格的な攻勢が始まることを察知した後見役の日下部彦馬は、いずれ一人での戦いに限界が来ることを危惧し、家臣の子孫である4人の若者を招集した。

【スタッフ】
プロデューサーには、本シリーズに長らくサブプロデューサーとして携わった宇都宮孝明が本作品で初めてチーフプロデューサーを務める。脚本家は前作『炎神戦隊ゴーオンジャー』からは一新された。脇を固めるスタッフはメインライターに小林靖子、メイン監督に中澤祥次郎、キャラクターデザインに篠原保といった主力級の面々が揃えられた。他に演出陣では、諸田敏が『仮面ライダーW』へ異動することに伴い、その後任として加藤弘之がローテーション監督に昇格。また、第三十四幕より長石多可男が『救急戦隊ゴーゴーファイブ』から10年ぶりにシリーズの監督として復帰したり、終盤にはこれまでライダーシリーズでの活躍が主だった柴﨑貴行が初参加するなど従来とは違ったメンバーも起用されている。

劇伴音楽は、作曲家集団「Healthy Wings」の一員として『爆竜戦隊アバレンジャー』に参加した高木洋が戦隊シリーズを初担当。日本コロムビアプロデューサーの八木仁は、前年に高木が担当したテレビアニメ『タイタニア』の音楽に師である羽田健太郎のイメージや作家性を受け継いでいると感じたことを起用の理由に挙げている。

原作 - 八手三郎
連載 - テレビマガジン、てれびくん
プロデュース - 佐々木基(テレビ朝日)、宇都宮孝明・大森敬仁(東映)、矢田晃一・深田明宏(東映エージエンシー)
脚本 - 小林靖子、大和屋暁、石橋大助
音楽プロデュース - Project.R
音楽 - 高木洋
監督 - 中澤祥次郎、諸田敏、竹本昇、渡辺勝也、加藤弘之、長石多可男、柴﨑貴行
撮影 - 松村文雄、大沢信吾
美術 - 大谷和正
キャラクターデザイン - 篠原保
企画協力 - 企画者104
監督補 - 渡辺勝也(第三十四・三十五幕のみ)
助監督 - 加藤弘之、安養寺工、荒川史絵、須上和泰
MA・選曲 - 宮葉勝行
MAオペレータ - 小林喬、錦織真里
音響効果 - 阿部作二(大泉音映)、小川広美(東洋音響)(第二十幕 - )
プロデューサー補 - 郷田龍一( - 第二幕)、石川啓(第十五幕 - )
ラインプロデューサー - 谷口正洋
ラインプロデューサー補 - 青柳夕子
アクション監督 - 石垣広文、竹田道弘(ジャパンアクションエンタープライズ)
技術協力 - 東映ラボ・テック、アップサイド、西華産業
特撮研究所
撮影 - 鈴木啓造、岡本純平
照明 - 安藤和也、関澤陽介
美術 - 松浦芳、長谷川俊介
操演 - 中山亨、田村卓海
VFXスーパーバイザー - 山本達也
特撮監督 - 佛田洋
制作 - テレビ朝日、東映、東映エージエンシー

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