第208号威風堂々 連合艦隊

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太平洋の波濤(はとう)を蹴って疾駆する、我が水雷戦隊。続くはその威力、世界の建艦技術を圧倒し去った巡洋戦隊。あるいはまた、旧来の海戦常識を革新せしめた海軍航空戦隊。また悠揚迫らざる主力艦隊。我が連合艦隊は、ひたすら敵艦隊撃滅の日に備えて、訓練に励む。訓練は実戦のごとく、実戦は訓練のごとし。思い起こす明治38年、我等(われら)の父祖が発揮せる、不退転なる闘魂。卓抜せる戦術は、帝国海軍の伝統として今なお脈々、海軍将兵の血潮の中に流れている。
「○○艦」上、連合艦隊を率いて立つ、豊田司令長官、最近の英姿。空母50隻以上と誇称するアメリカ艦隊を迎えて、帝国海軍はいささかもたじろがず、新長官の下、戦意いよいよ高く、ただ撃滅の機、来るを待つのみ。
静かに海図を案ずる司令長官。脳裏にひらめくはいかなる戦略であろうか。

ただ生産力を頼んで、多数の艦艇を擁するアメリカ艦隊は、有力なる機動部隊をもって帝国海軍の消耗を企図。再び、三度、中部太平洋水域に出没し、あまつさえ不遜(ふそん)にも比島を奪還し、南支那(シナ)大陸に達せんと呼号する。大東亜を巡る大浪高し。されど我々はいたずらにこれを恐るるにはあらず。決戦の様相、いよいよ急なる太平洋の現勢は、あたかもバルチック艦隊を近海に迎え撃った日本海海戦のその前夜にも彷彿(ほうふつ)としているではないか。
舳艫(じくろ)相銜(あいふく)んで、悠揚迫らず、威風堂々、太平洋を圧して進む、我が主力艦隊の偉容(いよう)。時、来らんか。その巨砲は咆吼し、敵を懐近く引きつけて、これに必殺の強打を与えるであろう。我等一億、豊田司令長官の下、連合艦隊将兵の善謀勇戦に期待し、ただただ全力を挙げて、戦力増強に邁進(まいしん)し、1機、1艦でも多く第一線に送り、忠勇なる将兵の労苦に応えようではないか。

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