Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 Aspherical VM to Sony E Review作例 コシナフォクトレンダー銘玉 西暦1900年の神オールドレンズを現代に復刻

Описание к видео Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 Aspherical VM to Sony E Review作例 コシナフォクトレンダー銘玉 西暦1900年の神オールドレンズを現代に復刻

【目次】
00:00 冒頭
00:25 Heliarとは Voigtlanderとは
05:27 MFレンズの良さ(一瞬だけ)
06:12 Heliar型レンズ構成
07:35 Heliarの歴史 2種類のHeliar - Triplet系とTessar(Plotar)系
17:02 Heliar 40mm f2.8 VM レンズ外観
18:41 Heliar 40mm f2.8 VM スペック
20:33 Heliar 40mm f2.8 VM レンズ構成
21:31 Heliar 40mm f2.8 VM 作例

124年前の西暦1900年にたった5枚のガラスで構成されたオールドレンズを最新技術を駆使して現代に復刻。ヘリアーの柔らかく温かくも優しい繊細な描写と独特な空気感を持つ世界観が過去も現在もそして未来もエモい。

【Heliarとは】
Heliarとはレンズ名でもありレンズ構成名でもある。Heliarは1900年にVoigtlanderのHans Harting(ハンス・ハルティング)が発明した。本レンズは、フォクトレンダー伝統のヘリアー型レンズ構成を現代に復刻した国産の銘玉。

【フォクトレンダーとは】
Voigtlanderはオーストリアのウィーンで1756年に創業された世界最古の光学メーカー。フォクトレンダーの株主シェーリンクは1956年にCarl Zeiss財団に株式を売却した。その後1999年からフォクトレンダーのカメラ用レンズは日本のコシナが製造している。今や日本のコシナが製造してる事実は改めて驚愕。LeitzのHektorやTambarもHeliar型のレンズ構成。コーティング技術の進歩や新しい硝材の発見、コンピューター設計の導入などヘリアーは今や絶滅危惧種、というかフォクトレンダーのライセンスを持っているコシナのみ製造している。

【2種類のHeliar】
Heliarには2種類ある。 Cooke社のDenis Taylorが発明したTripretをベースとしてHans Hartingが設計した初代と、 Carl ZeissのPaul Rudolphが発明したProtar(元Anastigmatで後のTessarの後群を構成)を組み合わせてRobert Richterが設計したDynar(後にHeliar名に戻る)。今回レビューするHeliarは後者の設計思想を受け継いでいる。

【Heliar 40mm f2.8 Aspherical スペック】
・メーカー:コシナフォクトレンダー
・最小絞り値:F22
・レンズ構成:3群5枚ヘリアー型
・画角:57°
・絞り羽根枚数:10枚
・最短撮影距離:0.7m
・最大径×全長:52mm × 21.2mm
・フィルター径:34mm
・重量:131g
・専用フード付属
・カラー:シルバー & ブラックペイント
・発売日:2022年3月30日

【Heliar 40mm f2.8 Aspherical の歴史】
・1890年 Carl Zeiss社が写真部門を設立しPaul Rudolphが世界初の無収差レンズAnastigmat(無収差の意)を開発(後のProtar)
・1894年 Cooke社のDenis TaylorがTripretを開発
・1896年 Carl ZeissのPaul RudolphがPlanar f3.6を開発
・1899年 Carl ZeissのPaul RudolphがProtar(元Anastigmat)を改良してUnarを開発
・1900年 Voigtlander社のHans HartingがTripletの前群と後群を貼り合わせて色消しダブレットを採用したHeliar f4.5を開発
・1902年 Carl ZeissのPaul RudolphがErnst Wanderslebと協力してTessar f6.3を開発
・1902年 Voigtlander社のHans HartingがHeliarの対称性を崩してペッツバール和を抑制し非点収差の補正に成功した改良版の2代目Heliar f4.5を開発
・1904年 Voigtlander社のRobert RichterがCarl Zeiss社Tessarの後群の接合部の正曲率による重要な効果に気づきHeliarに導入してDynar f5.5/f6を開発(ここで2種類のHeliar型が共存)
・1921年 Voigtlander社のRobert RichterがTessarの後群Protarの貼り合わせをHeliarの前群と後群に採用して3代目Heliar f3.5/f4.5を開発
・1926年 Voigtlander社のRobert RichterがUniversal Heliar f4.5を開発(最後の元祖Heliar型)
・1949年 Schneider社のA.W.TronnierがVoigtlander社へ転職。Robert Richter版Protar思想のColor-Heliar f3.5をカラーフィルム対応として再設計し製品化(中判カメラ用)

【Heliar 40mm f2.8 Aspherical 写りの特徴】
・柔らかく温かみがあり繊細な描写
・独特な空気感と世界観が最高
・コントラストは低すぎず高過ぎずモノクロで諧調もしっかり出揃う
・シネレンズっぽい写り
・コシナすげぇこだわりエグい
・レンズ構成は魔力を秘めていると思う
・40mm f2.8というスペックは自分の撮影スタイルや被写体との間合いにハマった
・人物撮影に用いられてきたレンズ構成の意味が分かるような気がした
・レンズ外観も写りも好みで小型軽量で最高コスパもよくて最高

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この動画はブログでも読めます。https://oldlens.jp/heliar40mmf28/

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