【朗読】山本周五郎「朝顔草紙」　朗読・あべよしみ

新潮文庫『朝顔草紙』より朗読させていただきました。

初出・・・『講談倶楽部』１９３８年(昭和１３年)１０月　

安倍信太郎は、父の信右衛門から石見国浜田藩の国老・神尾采女を斬ってくるよう命令された。その土地に住む、まだ会ったことのない許婚者を連れて帰るのを楽しみに出向いたが・・・。

【主な登場人物】
安倍信太郎・・・堀田山城守の家臣・信右衛門の息子。
安倍信右衛門・・・現在は堀田山城守の江戸詰留守役。15年前まで石見国浜田藩の物頭格。
神尾采女・・・浜田藩国老。藩政の実権を握っている。
建部監物・・・浜田藩国家老。信右衛門と莫逆の交わりがあった。
文絵・・・監物の娘。父同士が決めた信太郎の許婚者。
小雪・・・文絵の従妹。
老番士・・・建部家の門番。
かね・・・小雪の世話をする乳母。

【もくじ】
00:00 1.
13:07 2.
28:56 3.
41:47 4.



山本 周五郎
（やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日）は、日本の小説家。
本名：清水 三十六（しみず さとむ）。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。


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