児童たった1人の小学校 過疎化も進み、この春閉校に 地域の人々に見守られ “最後の卒業式”の準備着々 北海道紋別市

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児童が1人だけというオホーツク海側の北海道紋別市にある小学校が、この春、閉校となります。
 学校に「最後の卒業式」の日が近づいています。

 北海道紋別市の郊外、過疎化が進む酪農地帯にある小向小学校。
 たった1人の在校生、6年生の古屋智貴くんです。

地域の人
「こんにちは」

2月行われたのは、地域の人たちを招いて毎年開かれる学習発表会です。

たった1人の在校生 古屋智貴くん(6年生)
「僕はじゃがいもの生産量を世界で一番多くしたいです。じゃがいもの生産量が少なくなってしまうと、フライドポテトなどの値段が高くなってしまう」

 みな、古屋くんの成長を温かく見守ってきました。

小向小学校の卒業生 石田哲夫さん
「農水省の統計まで調べたんだね。よかったなと思う」

 そう語るのはこの学校の卒業生でもある石田哲夫さんです。

小向小学校の卒業生 石田哲夫さん
「(地域の人たちが)学校行事のたびに集まって、それぞれ最近の状況どうかということも、健康に暮らしていましたか?という話もできるというのは、そういう機会でもないとなかなか会えない。学校が(地域の)橋渡しみたいな役割もあったと思う」

 古屋君の卒業、そして閉校。
 住民の絆を深める場でもあった小学校がなくなることは地域にとっても大きな課題です。

たった1人の在校生 古屋智貴君くん(6年生)
「これで終わってしまうと、地域が寂しいものになってしまうので、これに代わる何かをわれわれも見つけ出していろいろやって行こうとは思っている」

 巣立ちの日が迫るなか、開かれた「卒業を祝う会」。
 ゲームの対戦相手は先生や両親でしたが、学びやでの残り少ない時間を楽しみます。

 会の最後、古屋くんからこんな言葉が。

たったひとりの在校生 古屋智貴君(6年生)
「卒業式で発表することばについて考えているが、その言葉で、きっとお父さんとお母さんが泣いちゃうと思うので、泣かせる自信はある。ちゃんとバスタオル持参してください」

地域とともにあった小学校。最後の卒業式が迫っています。

卒業式は22日です。2024年03月19日(火) 19時17分 更新

#北海道 #ニュース #HBC

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