能登半島地震 】 ホーバークラフト LCAC を使い支援物資を輸送!! ※防災訓練時の撮影映像です。

Описание к видео 能登半島地震 】 ホーバークラフト LCAC を使い支援物資を輸送!! ※防災訓練時の撮影映像です。

Title: Transporting relief supplies using hovercraft "LCAC"
Shooting date: Saturday, February 13, 2021 …etc.
Picture taken at: Kochi prefecture & Miyazaki prefecture.
Category: JMSDF & JGSDF

撮影日: 2021年02月13日(土) 他
撮影場所: 高知県 及び 宮崎県
カテゴリー: #海上自衛隊 #陸上自衛隊


 ※今回公開致します映像は、防災訓練時の撮影映像です。( 能登半島では一切撮影しておりません。)


 2024年 ( 令和6年 ) 1月1日16時10分石川県能登地方を震央とする最大震度7を観測した " #能登半島地震 " で、陸路が寸断され孤立状態になっていた、 石川県輪島市町野町の大川浜地区と曽々木地区に4日午前10時前、大川浜沖合に待機する "海上自衛隊" 輸送艦 【 おおすみ 】から、 ホーバークラフト型揚陸艇 【 #LCAC ( Landing Craft Air Cushion ) 】2隻が次々と出発。 浜に上陸し食料や水などの救援物資に加え、重機を砂浜から陸揚げしました。

 今回公開致します映像は、【 #おおすみ型輸送艦 ( Ōsumi-class tank landing ship ) 】 艦艇の船尾 "ウェルドック ( Well deck )" から発進した【 LCAC 】が砂浜に上陸。 救援物資等を陸揚げした後【 おおすみ型輸送艦 】 と浜の間を何度か往復する一連の動きを、未公開映像等を加え編集してみました。 ( ※イメージ映像です。 能登半島では一切撮影しておりませんm(_ _)m )


 今回映像に使用しましたのは、高知県高岡郡四万十町興津 ( おきつ ) 興津海岸 で行われました『 令和2年度 #日米共同統合防災訓練 』で、"海上自衛隊" エア・クッション艇 【 LCAC 】2艇が、 陸上自衛隊の車両を積み込み "興津海水浴場" へと上陸する、"陸上自衛隊" 増援部隊 の "揚陸訓練" での撮影映像。
 に加えまして、宮崎県日向市お倉ヶ浜 にて年に数回行われている "海上自衛隊" エア・クッション艇 【 LCAC 】による "揚陸訓練" ( #ビーチング訓練 ) での撮影映像です。



※下記は、関連記事より。
= 海自輸送艦から重機陸揚げ、被災地のがれき撤去・道路復旧へ…孤立地域への支援強化 =
 1/4(木) 配信 読売新聞

 自衛隊は4日午前、海自の輸送艦から能登半島北端の砂浜に重機の陸揚げ作業を始めた。 ヘリコプターによる物資の輸送も続けており、海と空から孤立した地域への支援を強化する。
 午前9時30分頃、石川県輪島市の大川浜沖に浮かぶ輸送艦「おおすみ」から2隻のエアクッション艇「LCAC(エルキャック)」が発進した。 水しぶきを上げながら浜辺に上陸し、約10台の重機を運んでいる。
 防衛省によると、能登半島沿岸の輪島港(輪島市)や飯田港(珠洲市)は岸壁が損傷し、船で物資を陸揚げすることができない。 そのため、自衛隊は砂浜に上陸できるエアクッション艇を投入した。 今後、重機によって家屋や道路を塞いだがれきの撤去を急ぐ。
 能登半島北部では、土砂崩れなどで道路が寸断されている。 救援物資や人員の輸送はヘリコプターに頼らざるを得ない。
 自衛隊は、艦艇から陸揚げした重機で道路の復旧作業を続けつつ、海上輸送も本格化させる。 輪島市などでは3日も、護衛艦からヘリが発艦し、毛布や消防隊員らを運んだ。





= “使えるぞ” を見せつけた!自衛隊「 #ホーバークラフト 」のメリットとは 能登半島地震で活躍も運用は岐路に =
 1/6(土) 配信 乗り物ニュース

★石川県の輪島に海路救援の手が★
 2024年元日に発生した「令和6年能登半島地震」に対し、防衛省・自衛隊は約1万人態勢で人命救助活動などにあたっていますが、半島北部に通じる道路が混雑し、緊急車両などの通行に支障をきたしていることが石川県などから発信されています。
 そうしたなか海上自衛隊は、輸送艦「おおすみ」が搭載するエアクッション艇、通称「LCAC( #エルキャック )」を使って、被災地域である石川県輪島市の大川浜へ、重機や救援物資などを輸送しました。
 LCACはアメリカで開発された #ホバークラフト (ホーバークラフト)型の揚陸艇です。 ホバークラフトは、船体下部に備えたゴム製のクッション材に空気を送り込むことで、それを膨らませ、さらにこのゴム製クッションと水面の間に空気を噴出することで、水面から浮上して高速航行します。
 このように水面から浮くため、一般的な艦船のように水中で水をかき回すスクリュープロペラや、進行方向を変えるための舵がありません。 推進力は船体後部にある巨大扇風機のようなプロペラを回すことで風力によって生み出しており、方向転換はそこに備えられたラダーで風の方向を変えることで行います。
 このような構造ゆえに砂浜のような、比較的凹凸の少ない場所であれば、地上も進むことができます。 また、そういった場所に直接上がってしまえば、エンジンを止めて船体下部のゴム製クッションをしぼませ、艇体の導板を下げることで、運んできた車両や人員などを直接揚陸させることが可能です。

★最大50ノットで滑走OK!★
 またLCACには、それ以外のメリットもあります。 1つは、水面を浮いた状態で滑走するため、高速を出すことが可能という点です。速力は最大50ノット(約92.6km/h)、満載状態でも40ノット(約74.1km/h)を誇ります。
 さらに、水面を浮いた状態で滑走する別のメリット、それは水中の障害物に航行を阻害されることが少ないという点です。
 津波などが襲来したエリアは、その周辺海域に多数のがれきや転覆した船などが漂っていることが多いです。 とうぜん海の中も同様で、さらには漁網やロープなども潜んでいるため、通常のスクリュープロペラで航行する船では、目に見えないがれきや漁網などで、船体に穴が空いたりプロペラが回らなくなったりして航行不能に陥る可能性が高く、進出は限りなく難しいです。
 しかし、水面に浮かびながら進むLCACなら、海面に漂う障害物がなければ、水中はあまり気にせずに航行できます。
 実際、12年前に起きた東日本大震災でも大津波によって壊滅し、がれきが散乱していた宮城県石巻市の渡波地区への物資輸送にLCACが用いられ、任務を完遂しています。
 今回、輪島市の大川浜へLCACが最初にあがったのは地震発生3日目となる1月4日朝のこと。 道路復旧用の重機7台や救援物資を積載したトラック十数台を運んだそうです。

★すでに就役から四半世紀★
 LCACの積載量は海上自衛隊の公称では約50tですが、アメリカ海軍などではそれよりも10t以上重いM1「エイブラムス」戦車(約62t)などを揚陸しているため、それぐらいまでは積めると考えられます。
 ただ、LCACも基本設計は1970年代前半で、調達開始は1982年です。 防衛省・海上自衛隊では合計6艇をアメリカから完全輸入で調達しており、おおすみ型輸送艦3隻に2艇づつ搭載、運用しています。
 しかし、最初に導入した2隻(2101号艇と2102号艇)は1998年就役のためすでに25年が経とうとしています。 アメリカ海軍でもLCACの最終就役は2000年で、すでに調達終了から20年以上が経過して予備部品の枯渇などが始まっています。
 海上自衛隊でも、現場では維持整備が困難になっているという声を聞きます。 アメリカから調達できない部品などは、古い部品を幾度も直して使ったり、もしくは現場で似た形状で作ってしまったりすることもあるとか。
 すでに、アメリカでは新型のエアクッション揚陸艇としてLCAC-100級の導入・就役が始まっています。
 国防だけでなく、災害派遣でも有用なLCAC、稼働率を維持するためにも新型の調達が必要な時期に差し掛かっているといえるでしょう。

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