なぜ精神科医になったのか? 所属の欲求

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なぜ精神科医になったのか?

00:00 OP
02:29 僕のストーリー
11:26 答えは個別具体的なもの
18:51 本日の宿題

本日は「なぜ精神科医になったのか?」というテーマでお話しします。

これはよく受ける質問なんです。
この質問に答えるのはムズいんです。
大喜利みたいな感じで、その場の空気や相手のテンションを見ながら答えなければいけなくて。

例えばクールに、僕、成績が良かったから、お金稼げるから、みたいな形で、ちょっと茶化すみたいな形で答えることもあるし、僕も子どもの時に転校生だった、友達ができにくかった、うつっぽかった、そういうことがあって、結局色々悩んで、自衛隊にも入ったけどうまくいかなくて、そういう話をしてもいいんだけど、相手のテンションに合わせて言わなければいけないので、色々言ったりします。

昔は結構精神医学に対して偏見もあったので、こういう言い方をしていて、最近はちょっとメンタルヘルスの重要性の認知が高まってきて、そして僕のYouTubeも色々やることで、ある部分、人となりや自分の情熱というのが伝わってきたので、もうちょっとコアな話をするようにしています。

コアな話というのはとても難しくて、自分のコンプレックスや自分の弱さを開示しなければいけないんです。
ですが、やはり伝えていかなければいけないなというのは常々思っていたんです。

それはなぜかというと、僕はYouTubeおよびオンライン自助会をやっていく、患者会をやっていく中で、皆をある種率いていかなければいけないし、チームメンバーたちを率いていかなければいけないし、率いる人たちに僕と同じビジョンを共有してもらう必要があった。
そして、これから取材を受けるたびに僕の思いを伝えていく中で、同じビジョンを共有してもらう必要があるんです。
そしてビジョンを共有してもらうためには、創業者、起業家のパーソナルなストーリーが必要になったりするので、だからこそ聞かれるんだろうなとは思ってます。

◾️僕のストーリー

僕のストーリーは何かというと、やはり転校するのが辛かったというのがあるんです。
転校していくということがとても辛かったということ。
それは誰にでもあるんじゃないかと言われたらそうだけど、2年ごとに転勤してたのが辛かったです。

プラス、僕はかなり変わり者だったので、友達作りが非常に苦手だったり、コミュニケーションが苦手だったり、今も言い間違いが多かったりして、すらすら喋っているようで、僕下手ですよ、喋るのが。
喋るのも下手なんです。
それは見てる人はよくわかると思います。

立て板に水みたいな形でスラッと喋るというよりは、モゴモゴしながら曖昧な言い方も多いし、曖昧な言い方しかできないこともあるし。
言い間違いが時々あったり、話が長いとよく言われるんです。
だから下手なんです。

ASDっぽいところもあるし、発達障害っぽいところもあるし。
障害というと本当に苦しんでる人たちに申し訳ないけど、グレーゾーンみたいなところがあります。
YouTubeで見ていて思いますけど、他のチャンネルへ行くと、だいたい「この先生変だな、アスペっぽいな」とよく書かれてますから、そうなんでしょう。

偉そうな言い方をすれば、ちょっとギフテッド寄りなところがあって、そこも苦しいところかなと思います。
 
常に僕はマイノリティ側、色々なところへ行ってもマイノリティで変わり者と言われて、そしてバカにされることもあれば、妬まれることもあったり、自分がこういう思いだと何とか説明しようと思っても理解されないというのがあったんです。
それはずっとそうです。

理解されるようになったのは本当に最近で、YouTubeをやって数年経ってからです。
僕の40年間はほぼ理解されていないんです。
理解してくれるところもあります。
だけど、何かもうちょっとコアな部分など色々なことを含めて、こういうことなんだなと理解されるようになったのは、本当に最近かなと思います。

未だにずっと、この話をしても理解してくれないだろうな、きっとこの人はどこかで嫌になって僕のことを嫌うんだろうな、というのが常にあるんです。
それは何か変ですねとリョーハムさんによく言われますけど、でもよく喋りながら途中で理解してくれないかなと思って、嫌になってしまうということはよくあったりします。

マイノリティというのもあるのですが、結局人生は自分で判断しなければいけないことというのがどうしてもあって、親や上司、色々な人がいたのですが、自分で決断しなければいけないことがたくさんあって、それが度々親たちが考えている、上の人たちが考えている、周りの人たちが考えてる正解とは違うことを選ばないといけない時もあるんです。

僕の場合はそれがとても多かったんです。
地元の大学に行かない、東大に行かない、地元の普通の医学部に行かない、そういうところからスタートして、防衛医大へ行ってしまう、防衛医大へ入った後もやはり上手くいかないなと思って自衛隊を辞める、とか。
経営についても、経営だけをしない、YouTubeだってそうだし、精神分析もそうです。

何でもそうですけど、一つ一つ、僕がその時にこれなんだろうなと考え抜いた答えを、決断を評価してくれる、これいいんじゃない、と言ってくれたことはあんまりないんです。

東大へ行かずに防衛医大へ行きますと言った時に、それがいいよと思った人はあんまりいなかったです。
心配してくれたというのもあるし、愚かな決断をまた益田がしてるなと思った人も多かったです。
YouTubeも同じです。

だけど後から考えてみればやはり正しかったなという風に思います。
自分のことは一番良く自分が知ってるし、色んなものが見えていたので、そうだったんだろうなと思います。
YouTubeが伸びてきたから、やっと益田はこういう風に考える人なんだ、そっかこういう考え方もあるんだね、という風に理解してくれたということですよね。

でも僕はそういう風に色々なことを使いながら、皆に理解してもらう努力をし続けてる人生なんですけど、こういう努力をせずに仲間がいたらなという風に常に思っているし、そういう風に思っている患者さんたちはたくさんいるんじゃないかな。
マイノリティー側の人、精神疾患がある人達というのはマイノリティーなので、究極的には。
そういう人達が周りに理解されなくて苦しんでいるというのはすごくよくわかるし、誤解されてる苦しみというのがよくわかるし、誰か認めてくれないかなと思ってるこの渇望感がすごくわかっていて、だからYouTubeをやったり、オンラインコミュニティをやってるというのがあります。

自分が感じている直感、心とはこうなんじゃないか、人生や社会の本質とはこうなんじゃないかという直感の言語化をしていくということが必要なんですよね、僕にとっては。
理解してもらえないので、理解してもらうためには必要な道具だし、そしてそれを理解してもらうために探っていくという作業は苦しいけど、達成した時が楽しいので、そういう意味で精神医学を学び続けてるというのがあるなと思います。
 
これが僕のストーリーです。
たぶん根幹なんじゃないかなという風に思います。
だからやってるんですよね。
精神科医をやっているし、YouTubeをやってるし、オンライン自助会、患者会をやってるということなんです。

これが何ていうのかな、仲間がほしい、知ってほしい、理解してもらいたいというのが強烈にあるということです。
それはお金や地位とかじゃないんです、僕は本当に。
ただ渇望感というか、所属の欲求なんです。

マズローの欲求の5段階説で、上から、自己実現欲求、承認欲求、所属の欲求、安全の欲求、生理的な欲求とありますけど、生理的欲求、お金がない、食べるものがない、安全の欲求、ここら辺は満たされていて、ここの所属の欲求なんです、僕は。
所属、どこかの仲間に入りたい。
でも仲間に入れない感じということで苦しんでいるし、そこに対する欲望がすごく強いな、と。

その上の承認欲求や自己実現欲求はちょっと高度すぎて、僕にはよくわからないです、正直に言うと。

コメント欄を見た時に、ある動画のコメント欄で、益田は仲間はずれにされて、そこから逃げ出してきたというコンプレックスが滲み出てますよね、と書かれていて、時々そういうのを見るんですけど、そうだろうなと思います。

逃げ出してると言えば逃げ出してるし、嫌になっちゃったというのもあるし、理解されないんだろうなと理解する、理解してもらうための努力がもう嫌になっちゃったというか、何かそういう感じがあります。
みんな泥舟に入ってるのに何なんだろうとか。
泥舟と言うと失礼だけど、でも自分はこうなんだろうなと思っても理解されにくいし。

結局YouTubeをやってみて思うのは、多くの人がこれをできるわけじゃないし、多くの人にとって僕のような生き方は正解じゃない、むしろ苦痛だと思う、朝から晩まで働いて、YouTubeやって、色々なところへ行って、誹謗中傷や殺害予告を受けながらこんなことをやるというのが、正解どころかマイナスだと思うので、人それぞれ違うというか。

◾️答えは個別具体的なもの

結局、精神科の治療とは主観2.0という言葉を作ってやってるんですけど、人間はあるがままのものを見てるわけじゃないわけですよね、世界は。
だから客観視を一回しましょう、ちゃんと正しく見ましょう、自分の感情や偏見抜きに世の中を見直してみて、その上で何をどんな風に考えて、何を行動すべきか考えよう。
これは別に精神医学だけじゃなくて、科学というのはそもそもそういうものだし、それはビジネスにおいても何でもそうなんです。
感情に支配されずに物事をちゃんと見て行動する、と。

★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)

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