北海道を走り抜けた蒸気機関車 Vol.7 国鉄最後の「キューロク」

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「キューロク」の愛称で親しまれ、北海道を走っていた9600形蒸気機関車。1976(昭和51)年3月2日、室蘭本線の追分機関区で貨車の入れ替え作業を行っていたこの機関車含む3両がカマの火を消した。保存観光用を除くと、国鉄最後の蒸気機関車となった。
映像は2日前の2月29日に撮影。「39679」機関車は1920(大正9)年に製造され、津和野(島根県)や山形、青森などで活躍していた。
前年の12月14日には、「C57135」が室蘭本線で乗客を乗せ「さよなら運転」している。
今年で鉄道開業150年。北海道を走ったSL映像を順次公開します。(8ミリフィルムカメラで撮影、植村光貴)

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