「細川紙を訪ねて~小川町編~」 埼玉県比企郡小川町･小川和紙紀行

「細川紙を訪ねて~小川町編~」　 埼玉県比企郡小川町･小川和紙紀行

“小川和紙を作っているところを見よう”と、東武東上線・小川町駅に降り立つ旅人。
観光案内所「楽市おがわ」で紹介された埼玉伝統工芸会館へレンタル自転車で向かう。
そこで、「細川紙」という和紙に出会う。
小川の手漉き和紙の最高のブランドの一つが「細川紙」だと知り、伝統工芸士の職人から、紙の材料である「楮（こうぞ）」や、いくつもの手間のかかる準備工程を知る。
さらに、職人の熟練した紙漉きの技を見て、だんだん「細川紙」の世界に引き込まれていく。
その技術が、和紙では日本で３か所しか指定されていない国の重要無形文化財のうちの一つであると知る。
「細川紙」は、国内産の「楮（こうぞ）」しか使えないこと、竹製の「簀（す）」と木の枠である「桁」を使って流し漉きで漉くこと、従来の工法を守ること、トロロアオイをネリでいれること、独特の風合いを保つことなど、多くの条件をクリアしたもの。
旅人本人も試してみるが上手に漉けないことが分かり、より先人の知恵が凝縮した技術の奥深さを実感する。

このショートムービーは、自主研究グループが開催した2014年9月の学習会参加者有志が、小川の和紙、それも「細川紙」の可能性に着目して企画しました。
多くの方々の協力を得て完成したこの作品で、「細川紙」の魅力を少しでも感じていただけたら。

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「NHK NEWS WEB」
　“手すき和紙の技術　ユネスコ無形文化遺産登録へ”
　http://wk.tk/tWFIlg

「埼玉伝統工芸会館」
　http://saitamacraft.com/

「小川町観光協会」
　http://www.kankou-ogawa.com/
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