尼崎の、らしくない広報誌「ブランドブック」

続いては街トピのコーナーです。みなさん自分が住んでいる街に広報誌ありますよね。今回ご紹介する広報誌にのっている写真がこちらなんです。
どうですか、これ行政の広報誌でこんなんあります？
話題の広報誌について調べました、御覧ください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
JR尼崎駅前のキューズモール。その一角に広報誌らしくない広報誌が置かれていました。
目立つ黄色の表紙に女性の写真、実はこれ尼崎市が発行している広報誌のひとつ、「ブランドブック」なんです。
取材時は入り口の大型ビジョンに広報誌のメイキングムービーが放映されていたほどで、市内で話題になっています。

尼崎市役所で市民の反応を聞いてみると…
「こんなきれいな写真が」
「尼崎市という感じじゃ正直ないという・・・おしゃれです」

なぜこんなファッション雑誌のような広報誌ができたのでしょうか？
尼崎市広報課の伊達さん：尼崎市の歴史とか見どころを紹介用のPR用の冊子っていうのはあったんですね。
ただ、それとは別のものとして、尼崎の空気感とか雰囲気というのを感じていただけるようなものを作ろうということで、このようなブランド雑誌の発行に至りました」

こちらが去年発行されて１万部のほとんどが配布された第一弾の「ブランドブック」です。

まちの様子をありのままに伝えるために尼崎市に先入観がないベルギーの写真家を起用。生き生きとした市民の姿を捉えた一冊は国内最大級の広告賞でも表彰されました。

この春、発行された第二弾のテーマは若者たちです。
伊達さん：「西田さんは2度登場するんです。こちらと」

高校３年生のときに友人と一緒にモデルになった西田さん。全国をママチャリで旅する様子が掲載されました。

西田さん：「びっくりしましたよあんな1枚の半分ぐらいになるのかなと思ってたら、それはいきなりぼんでなかなかそうですね。衝撃でした。貴重な場を与えてもらって幸せですね」

伊達さん：「尼崎市に対しては、いろいろなイメージを持っている方がおられると思うんですけれども、冊子を通じて、尼崎の魅力人の魅力っていうのを伝えていくことで、イメージをよりよくしていければいいなというふうに考えています」

すでに発行した１万２０００部の半分が配布済みということで、気になる人は市役所などで手にとって見て下さい。
誌面では紹介できなかった写真も含めて、インスタでも投稿されているそうです。ウラリエさん、インスタでも映えそうですよね～

尼崎市では第三弾も検討中ということで、次はどんな尼崎の一面を見せてくれるのか楽しみです。以上街トピのコーナーでした。

【制作著作】サンテレビ
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