【ゲスト:古谷経衡】日本スゴイ論はどこから来てどこへ行くのかーー水戸学からネトウヨまでーー

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「ネトウヨ」「意識高い系」「毒親」・・・現代のさまざまな事象に斬り込む古谷経衡さんをゲストに迎え、日本スゴイ論の来し方と行末をテーマに、お話しします。

古谷経衡公式サイト
http://furuyatsunehira.com/

近著:古谷経衡『シニア右翼-日本の中高年はなぜ右傾化するのか』
https://www.amazon.co.jp/シニア右翼-日本の中高年...

予習回
【呉座勇一と春木晶子の日本史美術史合同講義】「愛国」の源流ー神国思想と尊皇攘夷論ー
https://www.youtube.com/live/bahmLNYB...

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今年3月、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が米ニューヨークのオークションで276万ドル(約3億6千万円)で落札された。かけ蕎麦一杯程度の値段で庶民が買っていた浮世絵が、海外で超高額で取り引きされているーーこう聞いて気持ちよくなる日本人は少なくない。

近代以降、決して高いとは言えなかった北斎の日本での評判は、海外の評価を逆輸入するかたちで高まり続けてきた。「世界が絶賛」というニュースによってはじめてわたしたちは、北斎を、浮世絵を、それらを生み出した日本を、「スゴイ」と認めてきたというわけだ。

一昔前にはテレビで、最近ではYouTubeで、外国人に「日本スゴイ」と言わせる番組が人気を集めていることも、その証左となるだろう。

思えば、「日本スゴイ」が初めて盛り上がった江戸時代18世紀後半もまた、その火付け役となったのは海外の存在であった。その恐怖感と、突きつけられる劣等感が、「万世一系」の天皇を見出し、価値づけ、やがては他国を排斥するという思想を育んだ。

江戸時代から今日まで一貫しているのは、わたしたち日本人の劣等感だ。
コンプレックスから去勢を張ってきたものが、敗戦を境に、媚びへつらいに変わった。

見栄を張ることも卑屈になることもなく、日本の歴史や文化に向き合うことは、なぜそんなにも難しいのかーー江戸時代の水戸学から今日のネトウヨまで、「右翼」や「愛国」を知り尽くした古谷経衡に問う。


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【楽曲提供: Recto Berso】
オープニング Recto Berso / Vision
   • Vision  
エンディング Recto Berso / The Mood Will Change (When I Find A Flower On The Road)
   • The Mood Will Change (When I Find A F...  

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