投資系動画チャンネル1211号　中国が金買いを公表！金価格は上昇へ⤴️

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先週一週間の振り返りと今週の予定（12月第１週～12月第２週）













バフェット太郎
2024年12月8日 10:57
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バフェット太郎です。
先週、韓国のユン・ソンニョル大統領が戒厳令を宣言したことを受けて、韓国株ETFのiシェアーズ・MSCI・韓国ETF（EWY）は前週比4.3％安と急落しました。ただし、戒厳令自体は数時間後に解除されたため、世界の株式市場に対する影響はありませんでした。













＜株式＞
・ダウ平均は前週比0.6％安の４万4642.52ドルでした。・S&P500は前週比1.0％高の6090.27でした。・ナスダックは前週比3.3％高の１万9859.77でした。
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S&P500とナスダックは３週連続で上昇し、揃って過去最高値を更新しました。年初来騰落率はS&P500が27.7％高、ナスダックは32.3％高と驚異的な上昇率を記録しており、バブルの様相を呈しています。















また、ナスダックはあと0.8％上昇するだけで２万の大台を突破しますが、ウォール街には「ラウンドナンバー（切りの良い数字）に気を付けろ」という相場の格言がありますから注意が必要です。これは、切りの良い数字は心理的な節目となって利食い売りが膨らみやすいからです。













個別株ではテスラ（TSLA）が前週比12.8％高と急騰しました。これは、低価格自動車の導入計画や自動運転技術の進展を背景に、バンク・オブ・アメリカのアナリスト、ジョン・マーフィー氏がテスラの目標株価を350ドルから400ドルに引き上げたことなどが好感されたためです。














また、アマゾン・ドットコム（AMZN）も好調な年末商戦を受けて、前週比9.2％高と急騰しました。















その一方で、ユナイテッドヘルス・グループ（UNH）は9.9％安と急落しました。これは、同社の保険部門のブライアン・トンプソンCEOが投資家向け説明会の会場に向かう途中、何者かによって射殺されたためです。














医療保険業界を巡っては、かねてから保険金の支払い拒否などで国民の不満が高まっており、同社の場合その拒否率が23％に達するなど、業界平均の２倍に達すると言われています。



















また、事件現場に落ちていた薬きょうと実弾には「遅延」「追放」という文字が刻まれており、これは保険業界の戦術を批判した書籍のタイトル『遅延 拒否 防御』を連想させます。














ユナイテッドヘルス・グループは今後、保険の支払い拒否率が大幅に低下する可能性があるため、株価はしばらくの間軟調な展開を迎える公算が大きいです。















＜債券＞
　・米10年債利回りは前週比－１bpの4.17％でした。　・米２年債利回りは前週比－５bpの4.11％でした。　・長短金利差は0.6％ポイントでした。



















11月の失業率は4.2％と前月から0.1％ポイント加速したことを受けて、12月の利下げ観測が高まり、債券利回りが低下しました。












ただし、非農業部門雇用者数は22.7万人増と予想の20.2万人増を上回ったほか、過去３ヶ月平均の雇用者数も17.3万人増と高水準を維持していることを考えると、労働市場は底堅く、債券利回りがここから大きく下がるとは考えにくいです。