【特集】ベテランの挑戦:セーリング新種目でパリ五輪を目指す富澤慎選手の新たな航路【新潟|Route de パリ】スーパーJにいがた7月17日OA

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パリ五輪に挑む県勢アスリートを紹介するシリーズ「Route de パリ!」。
今回は、セーリングの富澤慎選手です。5回目のオリンピックに新たな種目で出場するベテランの思いを取材しました。

風の力だけで進むセーリング。その中でも圧倒的なスピード感が魅力の新種目「iQフォイル級」でオリンピック出場を決めたのが、柏崎市出身の富澤慎。近くに江の島を望み、国内のヨット発祥の地として知られる神奈川県の葉山に練習拠点を置いています。

3年前の東京五輪が終わったあと、いったん競技生活から退くことを決断した富澤。その気持ちを変えさせたのが、パリ五輪で採用された新種目への転向でした。
■富澤慎選手
「今までの活動でやることすべてが新鮮で、オリンピックに向かう今の気持ちも1回目のオリンピック行くような感覚で行ける、すごく貴重な経験をさせてもらっている。」

新種目「iQフォイル級」で使うボードの底には、大きな水中翼が取り付けられています。この翼による浮力で、ボードが水面から浮き上がり飛んでいるように見えるのが特徴です。時速が60km/hを超えることもあります。

転向直後は、そのスピードに対応できず試行錯誤が続きました。
■富澤慎選手
「もうほんとに何もわからない状態からのスタートだったので、どうしたらこの道具で速く走れるかというところをとにかく研究していくという活動方法に変わってきました。」

スピードを上げるには、強い風を受け続ける筋力が必要と感じた富澤。食事の量と回数を増やし、ウエイトトレーニングに取り組んだ結果、体重を2年間で20kg増やすことに成功しました。
■富澤慎選手
「(体重が)増えた結果に伴って、結果も上がってきている。90kgだと風が弱い所は武器になる。100kgだと風が強い所が武器になる。95kgだとオールマイティに全部カバーできる。」

新種目に取り組んで、約3年。今年4月のパリ五輪最終予選で見事優勝。5大会連続のオリンピック出場を決めました。
■富澤慎選手
「3年間ずっと苦しい思いをしながら何とか続けさせてもらってきた。レースやる前、実力的には(優勝を)取れる位置にいないと自分では思っていて、その中でもすごくいいレースができて取ることができたので、率直にうれしかった。」

19日に40歳の誕生日を迎える富澤。年齢を感じさせない力強いレース運びは、若手にとっても刺激になっています。
■池田健星さん(25)
「ぼくはなかなか国内トップの座を譲ってくれないしぶとい先輩だなと。憧れの先輩であるけどライバルでもある唯一の存在。」
■武田岳志さん(26)
「何を聞いても包み隠さず教えてくれる見た目はかっこよく心は優しい、そんなすごい選手と練習ができているので全部吸収してやるみたいな感じでいつもやらせてもらっている。」

■富澤慎選手
「そう思ってくれていることが心の底にあるのであれば。普段のことは許そうかな(笑)」

支えてくれた全ての人への感謝を胸に―5回目のオリンピックに臨みます。
■富澤慎選手
「今まで勝ったことのない格上の選手ばかりなので、ふだん通りのレースではなくて思い切ったレースをしてオリンピックを楽しんできたい。メダルめざしてがんばってきます。」

2024年7月17日放送時点の情報です。

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