“胎盤”や“血液”を処理せず長年放置「感染性廃棄物」処理請け負う廃棄物処理会社「処理した」とウソの報告も「前代未聞の事態」に渦中の社長に直撃取材【news23】|TBS NEWS DIG

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宮城県の産業廃棄物処理会社で、病院から出た胎盤や血液などの「感染性廃棄物」が長年処理されず、放置されていたことがJNNの取材で明らかになりました。廃棄物の処理過程を管理する「マニフェスト」を偽造し、「処理した」とウソの報告も。「前代未聞の事態」。対応に追われる病院は…。そして、記者の直撃取材に会社の社長は…。

■「バイオハザード」を違法に放置 人の臓器も…

山積みのタイヤに水色のラインが入った大きな袋。分厚い扉の先には白色の容器がうず高く積み上げられています。容器には黄色や赤色のマーク。「感染性廃棄物」を意味するバイオハザードと呼ばれる印です。

この映像は宮城県加美町にある産業廃棄物処理会社「砂押プラリ」の内部を撮影したもの。ここで前代未聞の不正が行われているというのです。

「TBSインサイダーズ」への投稿
「敷地内工場の冷蔵庫には、病院から回収した注射針、血液、胎盤が大量に残っています。数年にわたり、回収した感染性廃棄物が未処理のままの状態です」

実際に「砂押プラリ」に向かうと人気はなく、作業が行われているようには見えません。ここで一体、何が行われていたのか。元従業員がJNNの取材に応じました。

■胎盤や血液・・・感染性廃棄物を放置 元従業員「いつからか見当がつかない」

「砂押プラリ」元従業員
「(Q.そもそも砂押プラリさんはどんな会社ですか)医療系の特別産業廃棄物ですかね、そういったものを回収をして処分をしている会社」

「砂押プラリ」では、病院から集められた「感染性廃棄物」を滅菌処理し、リサイクルするための分別作業を行っていたといいます。

バイオハザードの印がある容器には何が入っていたのでしょうか。

「砂押プラリ」元従業員
「赤いものに関しては液状のもの。採血管だったり、あとは臓器とかも入っている。胎盤ですね、産婦人科さんから出てくるやつ。目に見えて積まれていくのが分かっているような状況で」

胎盤などの臓器は、本来、焼却処分されますが、そのまま保管されていたというのです。

「砂押プラリ」元従業員
「(Q.いつから溜め置かれていた)1999年から荷物があそこに積み上がっているんじゃないか。見当がつかないですね」

取材を進めると、「砂押プラリ」は宮城、岩手、福島、茨城、富山の合わせて5県で、100を超える病院などと取引関係にあったことがわかりました。

■ウソの報告も 委託元の病院「怒り通り越して呆れる」 

医療法人「清仁会」もそのひとつ。透析患者を多く抱えるこの法人では、使用済みのチューブなどの処理を30年以上にわたって委託していました。

医療法人清仁会 上田仁 理事長
「『砂押プラリ』は全然処分していないと。何十年も(廃棄物を)溜めて、実際は処分していないっていうのを職員から聞いた。まさかそんなとんでもない処分をしているとは思わなかった。怒りだけども通り越してね、呆れている」

この法人は2023年8月、保健所から届いた通知で「砂押プラリ」が廃棄物の処理を行っていない事実を知ったといいます。

医療法人清仁会 担当者
「大崎保健所から来たやつ(通知書)で、実際には処理されていない可能性がありますと」

マニフェスト=産業廃棄物管理票とは、廃棄物が適切に処理されているかを確認する7枚綴りの書類です。

「砂押プラリ」では、このマニフェストに処分を終えたというウソを記載していたというのです。

医療法人清仁会 担当者
「恐らく処分をしていないけど、虚偽の伝票ではないかということ。どこの業者に聞いても、『こんなの前代未聞だ』ということを言っていた」

さらに取材を進めると、多くの病院で混乱が起きていることがわかりました。

「砂押プラリ」は2023年10月、宮城県から「産業廃棄物処分業」の認可を取り消され、現在は稼働していません。

保健所は100を超える病院に、「砂押プラリ」の敷地内に残された感染性廃棄物の回収を求めています。別の病院の担当者は…

宮城県内の病院 担当者
「こっちとしては、そんな急に言われて、そんなどうしたらいいのかっていう形で。数十年にわたり不正をしていた可能性があると聞いているので、それなのに数年おきに認可の更新の許可をしていたわけですから、行政側は。責任を病院側に押しつけているようで納得いかないというのが本音です」

なぜ感染性廃棄物を長年放置し、適切に処理したとウソまでついていたのか、「砂押プラリ」の社長を直撃しました。

■渦中の社長を直撃 マニフェストの虚偽記載は「事務のミスです」

記者「感染性廃棄物を長年にわたり放置していた?」
社長「長年ってことはない」
記者「バイオハザードのマークが付いたポリタンクが山積みになっているが」
社長「それは未処理です。未処理だから先月(1月)かな、業者にお願いをして全部空に片付けた」
記者「免許(認可)取り消しを受ける前は?」
社長「冷蔵庫にありました。別に菌が余計に発生するわけではない。倉庫じゃないから」

感染性廃棄物を放置していたことを認めた社長。なぜそのままにしていたのか。

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