【ハンンバーグ】

10ｍ先にある立川の老舗洋食店「洋食屋 にゅうとん」の元オーナーシェフが2020年に新たにOPENさせたのがこちら「新豚亭(にゅうとんてい)」。
数あるランチメニューの中から選んだのは、洋食の王様ハンバーグステーキ900円。オーダーお告げると、直ぐに出てきたのがミニサラダ。小さいですがトマト・きゅうり・スライスオニオン・レタス・ポテト/マカロニサラダと色々入っます。テーブルの上のドレッシングをかけ、ひと口。旨っ、このドレッシング。かなり酸っぱめなフレンチドレシング。
これをかければどんな野菜でも食べれそうな感じ。このまま舐めてみるとかなり酸っぱいですが野菜と合わさるとそうでもない。ミニじゃなくて、もっと食べたくなったサラダです。サラダを食べ終える頃、お店の方か「ご飯の大盛無料ですが、どうされますか？」と聞かれたので、勿論大盛でお願いします。すると運ばれて来たのが丸い筒状の物が3段重ね。一番上にはお漬物らしきものが乗っています。おかずでも入っているのかな？と思い筒を外してみると、何とご飯の2段重ね！大盛とはご飯がもう一つ追加されるようです。洋食なので勝手にお皿の上のライスを想像してました。。。１つのご飯もギュッと詰まっていて、かなりの量。テーブルの上にふりかけがあるので、ハンバーグに先行してご飯をいただきます。普通のふりかけですが、久々に食べると美味しいもんです。さらにお漬物はピクルスのように酢漬けになってます。ドレッシングとは逆にあまり酸味は強く無いですが、漬かり具合が抜群！結果、ハンバーグが出て前にふりかけとお漬物で１膳食べ切っちゃいました。美味しいご飯です。ここでお味噌汁を伴って、メインのハンバーグが目の前に。これが何とも豪華な装い。筍と人参のソテー？？海老のフリッター？？それにおくらとスパゲティとハンバーグには目玉焼きが乗っています。
大きなお皿で、何とも優雅な見た目です。これで900円？と改めてメニューを見直してしまいました。こちらはジャパニーズ洋食なので、お箸でいただきます。まずは副菜から。人参は柔らかく何やら柑橘系の味がして、筍は煮物よりサクッとした食感を感じます。大きなオクラは、うっすら効いた塩味が丁度良く、海老のフリッターと思ていたものは、フリッターとは異なるカラっとした衣。どれも一工夫されたものばかりで、口に運ぶ度にその美味しさに驚く品ばかりです。お箸でハンバーグを割ると、ギュッと詰まった感じ。今流行りの肉汁ジュワ系ではありません。口に運んでみるとほんのりスパイシーで、肉々しい感じのハンバーグ。
甘過ぎない美味しいデミグラスソースと一緒にいただくと抜群！旨いですね！混ぜ物は無く、結構大ぶりで食べ応え満点です。目玉焼きは、半熟より固めな焼き加減。黄身をソースと混ぜるのではなく、ハンバーグと一緒に目玉焼きを味わう感じです。
スパゲティは塩味で、しっかり炒めてあります。何やらほんのりカレーのような香辛料を少し感じます。この１皿に乗っている物はどれも美味しく、一工夫された物ばかりで食べていて楽しくなります。1品食べる度に、おっ！と驚きを感じつつ味わいます。
ハンバーグを口運び、ご飯を頬張る。そこに味噌汁で流し込む・・・至福です。熱々の味噌汁も、しっかりお出汁が効いて美味しかったです。
サラダから副菜。ハンバーグにお味噌汁。お漬物に2膳のご飯ともう何の文句の無し完璧なランチでした。さらに食べ終えると、ジョッキでアイスコーヒーまで。これで900円は、とにかく驚き。味良く、コスパの良い
ランチでした！
（新豚亭/立川）
油の大将　揚げ物放浪記
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