【Driving in Japan】Shizuoka Prefectural Route 285: Yayama - Ōi（車載動画 静岡県道285号）[4K]

★ Highlights
07:21 Kedagawa Bridge crossing the Kedagawa River (thumbnail image scene)
12:00 Unna Bridge crossing the Tenryū River
12:33 National Route 152 intersection (overlapping section from here)
14:38 Akiha Tunnel (Municipal Route intersection)
18:45 Ayutsuri area (loop section)
19:26 Tatsuyama Bridge crossing the Tenryū River
22:38 Akiha Dam
42:23 Iwaido Tunnel
44:41 National Route 152 intersection (overlapping section from here)

★Route Map
https://www.google.com/maps/d/edit?mi...

★Data
Date : 2022-09-04
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160（4K） 60fps

★Related channel
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霊山として知られる秋葉山の西麓を流れる天竜川は、深い峡谷を形成して流れる日本有数の急流で、古くから電源開発が行われてきました。

戦後、国策会社である電源開発株式会社により、1956年に当時日本一の規模を誇った佐久間ダムが完成、その2年後の1958年に秋葉（あきは）ダムが完成し、主目的である水力発電のほか灌漑用水の水源としても利用されています。ダム湖の秋葉（あきば）湖畔には約1000本のソメイヨシノが植えられ、春には花見客で大変賑わうそうです。

この秋葉ダム周辺一帯は、かつて龍山村という独立した村で、2005年7月に浜松市に編入され現在に至ります。旧龍山村を含む浜松市北部、いわゆる「北遠地方」一帯は林業が盛んな地で、主に杉・檜などの針葉樹林が人工的に植樹されており、「天竜美林」と呼ばれる日本三大人工美林の一つに数えられています。美しい景観とともに、良質な木材の産地として全国に名を馳せています。

天竜川沿いには国道152号が走っており、浜松市北部山間地域の重要道路として機能していますが、その国道と天竜川を挟んで対岸を走る県道が、今回収録した大輪天竜線です。ほとんどの区間が1車線の狭隘路で、急峻な地形を走ることから災害により寸断されることも多い路線です。

この県道の最大の特徴は、鮎釣地区にある自然の小山を利用したループ区間です。天竜川の堤防から一段高い位置に架かる龍山大橋に至る取り付け部にあり、途中にトンネルもあります。このような1.5車線程度の狭隘区間にあるループ線は全国的にも珍しい存在であると思われます。

また、天竜川の支流、気田川に架かる気田川橋は県道に架かる現役の吊橋です。トラス補剛が特徴で、真っ赤に塗られた鉄構が印象的です。

今回は、大輪天竜線を終点側から起点に向けて収録しました。なお、鮎釣地区内の通行止区間は市道に迂回しています。