花沢義若ー泉州江州音頭 河内十人斬り

Описание к видео 花沢義若ー泉州江州音頭 河内十人斬り

イヤどっこいしょ
(ソリャ なんじゃいな)
ええみな様 たのみましょう
(ア! やれこらせー どっこいせ)
これからハヨー ほいやさの かけ声は
(ア! ソリャよいとよいやまか
どっこいさのせー)
ああん さてもこの場のみな様よ
ちょいと出ました 私は
お見かけ通りのから声で
お気にめすようにゃ 読めないけれど
一生懸命務めます
(ア! ソリャよいとよいやまか
どっこいさのせー)
ここにとき出す段の儀は
みな様がたにはおなじみの
河内の国の大事件
人の十人殺して
昭和の世までも名を残す
木戸熊太郎に谷弥五郎
まことは河内の国の十人斬りか
河内の国ならどこ世なら
南河内は富田林町で
赤坂字は水分出会い村
年に一度の盆おどり
今年もおどりをやろかいと
話の決まるも早いこと
朝の早よから矢倉を組むなり
警察にと許可を受けに
ちょこちょこ走りで村に寄付まわるなら
やがて矢倉ができたなら
私みたよな音頭とりめが
どっこいこらしょと音頭を取ることなら
太鼓たたきの兄さんめが
どでつくどんと太鼓をたたくことなら
それとまた同時か日が西に
矢倉太鼓が鳴り響くなら
村から村にと鳴り響く
それをば耳にいたしましたる
木戸熊太郎の女房のおぬい
これさま矢倉太鼓が鳴っておるぞいと
早くおどりを見に行こうと
三尺化粧台にペタリと座るなら
顔にゃおしろいつけさらし
たんすの引きだし開けることなら
中から取り出すゆかたを着て
くるりくるりと帯しめて
表の戸口にとびおりるなら
どんな理由か知らねぇども
下駄片足にぞうり片足
カラコロカラとま踊り場に
話変わりて踊りの場じゃ
村の若い衆寄り集まりて
あこへま来たのはおぬいじゃないかいな
今夜おぬいを寒腹山に
ちょうさやみこさでかつぎこみ
辱しめんの悪巧み
そんな悪巧みの知らないおぬいさん
やって来ました踊りの場に
私もちょいと入れてくれよと
手びょうしそろえて踊り踊ることなら
そのまたぐるりを若い衆が
くるりくるりと取りまいて
きもののたもと引く者やら
きもののすそをばめくりに行く者
何をさらすか若い衆と
おぬいの得意のひじてつ知らぬかと
言うが早いか一ぱつやるなら
後の若い衆の胸板ついて
後によろける若い衆が
何をさらすかおぬいよと
言うが早いか大きな男が
か弱き女のおぬいさん
お前足して俺頭もつぞと
ちょうさやみこさのかけ声で
寒腹山にかつぎこむ
助けてくれよの女の悲鳴
それを耳にいたしましたる
その人どなたとたずねたら
南河内は富田林町で
松永一家の弟で
松永寅二郎と言う人が
これは聞きづけてならぬよと
矢倉の上にとかけ登り
丸に東の提灯さげて
声のする方にかけ出した
そんな事とはつゆ知らず
ちょうさやみこさのかけ声で
寒腹山にと登りかけた
何をさらすか若い衆と
そのまた声の一言で
村の若い衆にげ帰る
やってきました寅二郎が
誰かと思たらおぬいじゃないかいな
どなたと思えば寅さんじゃないかいな
あなたは私の命の恩人
私の手足でできることなら
どんなことでもいとやせぬ
いわれてこなたの寅二郎も
河内きっての男だて
誰れが言うたか知らねども
女の方から色目を出され
俺も男じゃ男じゃて
つゆに濡れたる草むらで
若き二人が手を取れば
かやをまくらに寝ころべば
赤いこしまき右左
後は野となれ山となれ
後はみな様の御想像にまかす
話は変りてこちらでは
にげ帰りしの若い衆が
事の一部始終を見て取って
こんなはずではないものと
とんびに油あげ攫われて
これじゃ気持がおさまるものかと
この事誰かにつげ口しようと
言えば一人の若い衆が
そもそも事の始まりは 俺たちが
ちょうさやみこさで運んできたため
めったな事では言ってはならぬ
言えば一人の若い衆が
それじゃこれから踊りの場に行き
事の一部始終をかけ声で
誰れともなくに聞かそうじゃないか
そうじゃそうじゃと若い衆が
やって来るなり踊りの場に
来るなり踊りの輪に入り
矢倉の上で音頭とりが
どっこいこらしょと音頭をとるなら
そのまた合いのかけ声で
事の一部始終を言うたなら
それを耳にいたしましたる
その人どなたと尋ねたなら
河内の国では名も高き
木戸熊太郎の義兄弟
河内きっての暴れん坊
谷の弥五郎という人は
兄貴おるかと来てみれば
だれじゃと思たら弥五郎じゃないかな
実はお前さんの女房のおぬい
へんな噂がたっているよと
お前さんそんな事知っているのか
ましてや相手は寅二郎と
言われてこなたの熊太郎が
噂話は聞いているけど
かくたる証拠がないために
どうする事もできないものと
聞いたこなたの谷弥五郎
それじゃ俺らが証拠をみつけて
四つ足おさえたその上は
たとえ相手が松永一家でも
俺と兄貴の二人で行けば
めったな事では死にはせぬ
これが動機となりまして
十人殺しのおそまつは
ちょうど時間となりました
この先まだ読みたいけれど
この先読んだら皆様に
へたでも御理解わかるけれども
それじゃどなたもさようなら

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