「女性が倒れて目を開けない」東京で熱中症搬送116人 熱中症予防のカギは“深部体温” 中学校では部活動の生徒を守る取り組み【news23】|TBS NEWS DIG

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11日、猛暑日に迫る暑さとなった東京。東京消防庁管内では、熱中症の疑いで116人が搬送され、“救急車の出動率”が一時90%を超えました。熱中症対策のために重要なのが深部体温の上昇をコントロールすること。部活動中の生徒を守るために、ウェアラブル端末や蓄冷材を用いた検証が中学校で行われました。

■関東で“突風”被害20件以上 ゲリラ豪雨も

11日も危険な暑さが続いた日本列島。日中気温が上がった影響で、関東地方では夕方にゲリラ豪雨があり、群馬県太田市では横殴りの雨がたたきつけていました。

千葉県、埼玉県、茨城県では、突風とみられる被害が少なくとも20件発生。住宅の屋根が吹き飛んだほか、信号機の向きが変わるなどの影響が出ました。

■東京 熱中症で116人搬送 「災害級の暑さ」

最高気温36.5度の猛暑日となった埼玉県熊谷市の埼玉慈恵病院には、午前中から熱中症とみられる患者が運び込まれました。

救急隊
「吐き気ですね。嘔吐が1回。午前6時半から畑仕事をしていて、気持ちが悪くなって、救急車」

嘔吐などの症状があるという70代の男性は、意識も朦朧としているようです。

医師「頭痛はします?」
患者「少し」

埼玉慈恵病院 藤永剛 副院長
「夜の気温が下がってきてないので、朝から結構気温が高いんですよね。だから今までよりも熱中症になって、救急搬送されてくる時間帯が早まってきてます。特に11日もアラートが出てますので、アラートが出てるってことはもう災害級ぐらいの暑さが来てるってこと」

11日、熱中症警戒アラートが発表されたのは、今年最多となる20都県。各地で熱中症患者の搬送が相次ぎました。

児童19人が救急搬送されたのは、岐阜県各務原市の小学校。学校では当時、創立150周年記念の航空写真の撮影が行われていて、全学年の児童731人が校庭に出ていたということです。

最高気温34.3度と、猛暑日に迫る暑さとなった東京。東京消防庁の指令センターでは、救急要請を示す緑のランプがひっきりなしに点灯していました。

消防「東京消防庁です。火事ですか?救急ですか?」
通報者「すみません、救急です!」

慌てた声で通報をしてきたのは、通行人の女性です。

消防「どうしました?」
通報者「熱中症かなと思うんですけど、女性が地面に倒れて、目を開けない状況です。肩で息をしているような状況で、ほっぺたが赤くなっています」

中には自ら通報した人も…

消防「どうしました?」
通報者「熱中症っぽいっていうか、立ったらぐるぐるめまいで…」

11日午後9時時点、東京消防庁管内で熱中症の疑いで搬送された人は116人。救急車の出動率は一時90%を超え、2日連続で“救急車ひっ迫アラート”が発表されました。

東京消防庁 藤野祐三 消防司令補
「119番通報の中には、不要不急な通報があります。『病院はどこやってますか?』っていう通報もありますので、そういう時は東京消防庁の救急相談センター、#7119や東京版救急受診ガイドを活用し、救急車の適正利用を行っていただきたいと思います」

■深部体温がカギ 熱中症予防に手のひら冷却

熱中症をどう予防するのか。

女子テニス部の顧問「これを利き手じゃない方につけてください」

東京三鷹市の中学校で部活動前に配られたのは、深部体温の上昇がわかるウェアラブル端末です。

深部体温とは、脳や臓器など体の奥の体温のこと。皮膚の温度より0.5度から1℃ほど高く、通常は37度前後です。熱中症対策では、この深部体温を適切にコントロールすることが重要だと言います。

その後、生徒らが手にしたのは、シャープが開発し、特殊な技術で12度に設定された「適温蓄冷材」。これで手のひらを20分ほど冷やすことで、深部体温の上昇を抑えることができるといいます。

――どのぐらい冷たいですか?

生徒「氷よりは温かいけど、冷たいです」

ネットやポールを運びながら、しっかり手のひらを冷やした生徒たち。それでも運動中に深部体温が上昇した際にはウェアラブル端末が鳴り、知らせてくれます。

「めっちゃ鳴ってない?」
「やっぱり休憩に行った方がいい?音は止められないの?」
「早く水飲んできな」

この学校では今後2か月にわたり、ウェアラブル端末でデータの計測を続け、練習内容による熱中症のリスクを分析するということです。

■熱中症予防のカギ「深部体温」 AVA血管とは

小川彩佳キャスター:
「深部体温」というのは馴染みのない言葉ですが、手のひらを冷やすことが熱中症対策になるんですね。

山本恵里伽キャスター:
熱中症対策のカギとなるのが「温度」です。12~15℃で手のひらを冷やすということが大事なんだそうです。

このメカニズムを見ていきたいと思います。
まず、手のひらには静脈・動脈が通っています。この2つの血管を結ぶ少し太い血管を「AVA血管」といいます。今回、取材に応じていただいた埼玉慈恵病院の藤永医師によりますと、AVA血管は体温調整を担っているということで、この血管を冷やすことによって深部体温=体の奥の体温を下げる…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/articl...


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