森山直太朗 - 虹 / にっぽん百歌【2022年度藤岡市立西中学校3年3組卒業生有志】

今はそれぞれの高校へ通う藤岡市立西中学校を卒業した学生達と彼、彼女達が親しんだ教室で「虹」を合唱。人と人との繋がりが希薄になりつつある時代にこのホームメイドな企画に参加してくれたみんなに感謝。聞けば彼らにも一つこの曲を通じての想いがあったそうな。

はじめは僕も含めみんな照れていたけど、真っ直ぐな歌声とピアノの音色が重なった瞬間、あの日の放課後に時間が一気に巻き戻された。そこにいた全ての人の記憶さえ、道連れにして。

たまにふと思うことがある。

時間は過去からじゃなく未来から流れているんじゃないか、と。


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私たちにとって「虹」は青春を彩った曲であると同時に、小学校卒業を目前に控えた2月の一斉休校から始まった4年間のコロナ禍を乗り越えた証の曲でもあります。
みんなで心を通わせて歌う時間がどんなに楽しく、美しく、奇跡のような時間なのか。それは歌えない日々を過ごした私たちにしか分からないでしょう。

お揃いの楽譜を手に、いつもの教室で練習した日々。最初で最後のホールでの合唱。3年間の楽しい記憶。
それだけではありません。
廊下に掲示されたソーシャルディスタンスを呼びかけるポスター。「黙って食べろー」と先生に言われた給食の時間。マスク越しの友達の笑顔。
そんな「私たちの青春の全て」を今回の合唱に込めました。

高校に入学して1年。自信をなくして全てが嫌になることもあります。これから先もきっとそうでしょう。でも、胸に刻まれた中学校3年間の記憶。ホールにかかった色鮮やかな「虹」。それは、どんな時も私たちの味方でいてくれるはずです。

直太朗さん、にっぽん百歌スタッフの皆さん、一緒に最高の「虹」をかけることが出来て本当に楽しかったです。ありがとうございました。

そして、一緒に歌ってくれたみんな！ありがとう！


代表 岡﨑莉生




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広がる空に　僕は今　思い馳せ
肌の温もりと　汚れたスニーカー
ただ雲は流れ　

煌めく日々に　君はまた　指を立て
波のさざめきと うらぶれた言葉
遠い空を探した

喜びと悲しみの間に　束の間という時があり
色のない世界　不確かな物を壊れないように隠し持ってる

僕らの出会いを　誰かが別れと呼んだ
雨上がりの坂道
僕らの別れを　誰かが出会いと呼んだ
時は過ぎいつか　知らない街で　君のことを想っている

風になった日々の空白を　空々しい歌に乗せて
未来を目指した旅人は笑う　アスファルトに芽吹くヒナゲシのように

僕らの喜びを　誰かが悲しみと呼んだ
風に揺れるブランコ
僕らの悲しみを　誰かが喜びと呼んだ
明日へと続く不安気な空に　色鮮やかな虹が架かっている

僕らの出会いを　誰かが別れと呼んでも　
徒に時は流れていった　君と僕に光を残して





作詞作曲：森山直太朗・御徒町凧　

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■楽曲
https://umj.lnk.to/niji2016


■ロケ場所
場所：藤岡市立西中学校
住所：〒375-0054群馬県藤岡市上大塚639
URL：https://10209.schoolweb.ne.jp/swas/in...


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