ブラック校則 見直しの動き

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その校則、本当に必要?「下着の色は白」「膝かけ禁止」「女子生徒の帰宅は日没までに」。こうした校則を見直す動きが各地で広がっています。そして、今の制服の在り方にも変化が・・・。

 あなたの学校に、変だなと思う校則はありますか?
 「元が髪の毛が茶色いのに黒染めすること」(高校3年生・千葉)
 「ヘアセットが全部だめみたいな感じ」(高校2年生・東京)
 「ツーブロックとか髪色とか」(中学3年生・東京)
 「三つ編みはいいけど、編み込みがダメみたいな」(高校2年生・東京)
 「白ソックス。(中学の時)ワンポイントってある。靴下って右と左に柄がある。右と左にあったら、それはもうツーポイントになる」(高校2年生・神奈川)
 「下着が白というのがあって。女の先生から月1回、頭髪検査と一緒に下着を見られるのがあった」(高校3年生・東京)

 数ある校則の中でも、下着の色を白などに指定しているという学校は多いようです。この問題は、今月5日、鹿児島県議会でも取り上げられました。

 「下着の色を指定したり、教員が子どもに何色の下着を着ているんだとか目視でもされると思うけど、そういったことを聞くこと自体が、社会一般ではセクハラにあたると思いますよ」(柳 誠子 鹿児島県議)
 「下着の色については成長した際に社会的なマナーとか周囲を不快にさせないとか、教育の観点から定めているものと承知している」(鹿児島県教育委員会 東條広光 教育長)

 質問に立った柳鹿児島県議は・・・
 「何を着ていようが、その人の個人的なもので、そこに校則が介入すること自体が間違っている。18歳になったら選挙権も与えられますので、自分たちのことは自分たちで決めさせる。校則という形で締めつけるのは子どもの成長にとって、いかがなものか」(柳 誠子 鹿児島県議)

 鹿児島市では、全ての市立小中学校で下着の色に関する校則が4月から見直されることになりました。教育委員会によると、市立小学校の一部と市立中学校の大多数で、下着の色を白と限定する校則があったそうです。

 いわゆる「ブラック校則」を見直そうという動きは佐賀県でも・・・。「下着は白」「膝かけは使用禁止」「カバンにつけるマスコットは1つまで」「マフラーをつけるのはコート着用時のみ」といった校則がありました。1年かけて見直しを進めた結果、4月からは削除されることに。

 さらに、高校では外出時間に関するこんなルールもありました。

 「夜間の外出は、男子は午後9時まで、女子は日没まで」(佐賀県立高校の校則)

 6校で定められていたこの校則も、全て削除されます。こうした見直しが県内全ての県立高校、中学校などで一斉に行われるのは初めてのことです。

 「児童・生徒の人権を保障するという視点で見た時に、問題のある部分については、全ての県立学校で削除、もしくは変更をしている。社会情勢もどんどん変わっている、時代も変わっていく。やはり常に見直しというのは必要ではないかな」(佐賀県教育庁生徒支援室 外戸口綾子 室長)

 「校則を見直してほしい」。26日午前、高校の教員や高校生などがおよそ1万9000人分の署名を文科省に手渡しました。制服を強制しないことや理不尽な校則を廃止するよう求めています。

 「古くから残されている校則を、そのまま現代にまで引き継いでいくのではなくて、社会が動くにつれて学校もいろんな価値観を受け入れてやっていくべきだと思っています」(都内の高校2年生)

 文科省の調査によると、校則など学校の決まりが原因で不登校となった児童・生徒は5500人を超えています。

 時代の変化に合わせ、制服の在り方を変えようという学校も出てきています。山形県にある酒田市立東部中学校では、4月から男女の区別をつけない新たなタイプの制服を導入します。スラックスとスカート、ネクタイとリボンなどを男女問わず、どれでも自由に選択できるようになるのです。男子もスカートをはくことができます。

 「かつての勤務校でトランスジェンダーで悩んでいる不登校の生徒がいました。一番大事なのは多様性への理解と協調だということを考えました。それがひいては、いじめや他の不登校の防止にもつながるんじゃないか」(酒田市立東部中学校 舟山邦彦 校長)

 多様性を尊重する視点を養うとともに、生徒たちの自主性を育むのが狙いです。

 「これからの世の中は子どもたちが未来を切り開いていかないと、今までの世の中がそのまま続いていくわけではない。そこを作っていくためには子どもたちの主体性が必要。それには校則は非常に邪魔な問題ではないかなと」(酒田市立東部中学校 舟山邦彦 校長)

 「ブラック校則」に詳しい内田准教授は、こう指摘します。
 「40年間、個性の尊重と言いながらなぜ変わらないのか。それは校則は子どもたちのためにあるという信念が非常に強い。今問いかけなければいけないのは本当に子どもたちのためになっていますか?むしろ、たくさんの子どもたちを学校から排除していたり、多様性を否定していたり、そういうふうなことになっていませんかと」(名古屋大学大学院 内田 良 准教授)
(26日23:58)

#ブラック校則 #自主性 #制服

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