平和宣言・広島大学体育会サッカー部×長崎大学サッカー部

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2024年8月10日に広島大学ドリームフィールドで広島大学体育会サッカー部と長崎大学サッカー部による平和宣言文を発表しました。

ー本文ー
 広島、長崎はあの日から 79 年の時が過ぎ、来年で 80年が経ちます。広島は約 14 万人、長崎は約 7 万人の人々が犠牲になり、原爆を経験された方の平均年齢は85.58 歳となりました。刻一刻と被爆者の方々が少なくなっていく中で、あの悲惨な出来事を私たち学生が知り、これからの未来を担う若者へと語り継いでいくことは、日本だけではなく世界にとって、とても大切なことであると感じます。
 これまで約 20 年間、何不自由なく日常生活を送れたり、サッカーをすることができたりすること、また、たくさんの人たちと接する中で、平和であることのありがたみを感じてきました。私たち大学生がピースマッチを
通じて、サッカーが当たり前にできることに感謝し、平和宣言を行うことに意義を感じています。
 本日、同じ被爆地である広島と長崎の学生の一人として、サッカーを通じて、一生懸命楽しむ姿から平和の輪を広げ、永遠に続く平和への願いを世界へ発信していくことをここに宣言します。

8月10日
広島大学体育会サッカー部 山邊樹(やまべたつき)
長崎大学サッカー部 吉次晃史(よしつぎこうし)

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