【ゆっくり解説】名作とも名高いシリーズ初のOVA‼機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

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今回は「機動戦士ガンダム」シリーズ初のOVAで、初のサイドストーリー的な作品「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」（MOBILE SUIT GUNDAM 0080 War in the Pocket）の解説です。
一年戦争終盤、戦争とは無縁の中立コロニー群「サイド６」の中の一つ、リボーコロニーで起きた、地球連邦の新型を巡るジオン軍の特殊作戦を描いた作品。
今迄のシリーズとは大きく異なり、主人公はモビルスーツも乗らない民間人の少年で、その少年の視点からストーリーが描かれ、ニュータイプといった特殊能力を持つパイロットは登場せず、MSもそれほどフォーカスされない、人間ドラマが中心に描かれる味わい深く、戦争の悲惨さや虚しさ、無意味さなど反戦的なテーマが感情的に描かれ、主人公と新米兵士の間で起きる、一年戦争の中では取るに足らないほどの小さな戦争を通して描かれる、後味の悪さや切なさも強い作品…(T_T)
MSの登場も少なめでロボット要素も低いため、「ガンダム」シリーズ以外のファンからも人気が高く、ロボット系アニメが苦手な方や、シリーズ初心者の方にも見やすく、そのストーリー性も相まって名作とも呼び声が高い作品！
クリスマスに起きる出来事のため、その時期に見たい作品ともいえますが、少々重すぎる内容でもあり、まぁ選択の難しさも…(^^;
OVAらしく作画も非常に高く、フォーカスが低いとはいえMSも過去作のベースのものがブラシアップされ、細部までこだわるカッコよさがあったり、この作品が初登場になる機体「ケンプファー」はカッコいい機体で、その組み立てシーンが描かれてたりと、今でも人気が高い機体！
シリーズ内では異色な内容ではありますが、内容はしっかりと感情を揺さぶらされるような部分も多く、シリーズ内でも見やすく分かり易い、オススメな作品ですΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

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00:00 オープニング
01:49 中立コロニー群「サイド6」の中が舞台の小さな戦争
05:10 あらすじ
09:11 人間ドラマが中心で反戦といったテーマが分かり易い
11:58 モビルスーツにもこだわりと一人を除き明確な悪がいない…
15:10 作品に深みを与える「嘘」や「対比」など
19:19 作品を彩る深みもあるキャラ達
31:40 今では聞けない意外さもある声優陣
33:41 他シリーズとは一線を画すこだわりの見せ方や脚本
36:54 OVAらしい高いクオリティを作り上げた制作陣
41:56 ガンダムシリーズらしいこだわりのメカニック
43:22 林原めぐみさんにとってのきっかけにも?!こだわりの音楽